不正アクセス防止!パスワードを定期的に変えるよりも有効なことは…
このところ、またTwitter、Facebook、LINEでの乗っ取り事件をあちこちで見かけます。
対処法もすでに拡散されているので、まずは落ち着くかと思いますが…。
画像のようなのに興味を持ってリンクをクリックしちゃうと「アプリ連携許可」を求められるけど、「Twitte Mobile」や「Twitter for Web」はいわゆる乗っ取りスパムだから許可しちゃだめだよ!!!
#乗っ取り #スパム pic.twitter.com/tD1Rkc5gfT
— ❦ⒿⓊⓂⓅ ⓊⓅ´・_・`じゃんぱっぷ❦ (@jump_up_) 2015, 11月 5
昨年、恥ずかしながらFacebookアカウントを30分間乗っ取られた被害者として、やっちゃいけないこと語ります。
1.診断系アプリに注意!
今回の乗っ取り被害では、爪の形でとか、色で選ぶとか、SM度とか、ちょっと小ネタになるような診断アプリを踏み台にしたケースが多かったようです。
SM診断、色を選ぶ心理テスト、爪の形の性格診断テストのURLと同じようなURLは開くな。
#RT希望
#乗っ取り
— 鏡原結月@乗っ取られたからブロよろ (@Yutsuki_Karin) 2015, 11月 1
診断系アプリや、面白動画アプリなどを利用する時は、何の情報を渡すことになるのか、よく確認しておきましょう。
もし過去に使ったけれど、もう不要なアプリがあれば、設定画面から確認して削除&連携解除しておきましょう。
Facebookだとこんなメニューです。
2.メールアドレスから当てられやすそうなパスワードにしない
たとえば「urabetti@XXXXXX.com」というメールアドレスだったとして、パスワードを@の前と数字を組み合わせただけ、「urabetti5555」などという簡単なパスワードは危険です。
メールアドレスは上記のようなアプリで簡単に渡されますからね。
あとは数字の組み合わせだけなら、プログラムでざーっと当たって解除できてしまいます。
3.他のWEBサービスと同じパスワードにしない
これもやりがちです。1つ破られれば芋づる式にパスワードが破られてしまいます。 面倒でも、それぞれ違うパスワードにしましょう。
わたしが過去にやられたのは、たぶんこの2と3の組み合わせだったかと推測しています。
元々、知らない人を友達にしたり、診断アプリに情報を渡さないようにしていたので。
反省して、今は各サービスを別のパスワードにしたり、なんでも連携しないようにしています。
まずは、これを守って、もしすでに危ないところがあれば、パスワードを変更したりアプリを削除したりしていきましょう。
他にも、二段階認証があるサービスは、これを利用しましょうとか、いざ乗っ取られてしまったら…という話しもありますが、まずは取り急ぎの防衛策として。
パスワードを定期的に変更していても、ゆるいパスワードだったり、同じパスワードの使い回しだったら意味がありません。
胸キュンラブストーリーを読みながら、ぜひ見直してみてください。
参考リンク>パスワード-もっと強くキミを守りたい- : IPA情報処理推進機構
そんなSNSのセキュリティについても、「こういう時はどうしよう?」ということも、皆さんとシェアしながらわかりやすくお話しします。
関連記事>11月11日(水)SNSの疑問シェア会を開催します
- 日時:11月11日(水) 10:30~12:00
- 場所:ヒロロ3F 多世代交流室A
- 参加費:1,000円(当日受付時にいただきます)
- 定員:10名
- お申し込み:こちらのメールフォームよりお申し込みください