アラフォーオカン、スタートアップ『Players1st』にジョインしました
前回の記事でも少し書きましたが、あらためまして。
8月24日より株式会社プレイヤーズファーストに参加しています。
本社所在地は 東京都世田谷区。
代表取締役CEOの深海寛信とPRマネージャーの2名の他は、わたしを含む4名が青森県在住。
通勤や時間の拘束が無い完全なリモートワーク(遠隔勤務)体制で仕事をしている変わった会社です。
いわゆるスタートアップと言われる起業形態です。
参加はjoinだし、会議はmeetupだし、サービススタートはlaunchだし、課題はissueだし、色々と英語多くて異文化感満載です。わたし、ここにいていいのかしら…。
初めてのことをするのは、いつも不慣れでわたわたするけれど、使っていなかった部分の脳細胞が動きだす感覚があって楽しい。
スタートアップなんて遠い世界のお話しと思っていた、青森県弘前市に住むアラフォーオカンがなぜこの会社にjoinすることになったのか、というお話し。
まず、Players1stとは?
Players1st(プレイヤーズファースト)は、「スポーツの力で世の中をより良くする」をモットーに、「現役スポーツ選手をしっかりと支える」為に誕生したWEBサービスです。
サポーター登録(無料)をして、気になるスポーツ選手をフォローすると、その選手の日々の投稿やイベント情報などが自分のタイムラインに流れてきます。
クレジットカード決済のPayPalを使っており、イベントの参加申し込みや、選手に対して少額のサポートをすることができます。
近日実装予定ですが、例えば応援している選手が素晴らしいプレーをしたからおひねり的に小銭を贈るなどがオンラインでできるようになります。
日本では地上波放送がつかないマイナー競技のスポーツでは、たとえオリンピックに出場するほどのトップレベルの選手でも、日常は食べていく為に別の仕事をしないと生活が成り立たないという現状があります。
それを、個人の小さな応援を集めてサポートして、スポーツ選手にはその競技に集中できる環境を作ろう、というサービスです。
スポーツ選手にとっては、Players1stに登録(無料)しておけば、ここに投稿すればFacebookやTwitterにも連携するし、他のスポーツファンの目にも止まるし、イベントやサポーター(ファン)クラブの運営も一元化できる、そしてゆくゆくは生活を支える一部にもなるというサービスです。
8月からローンチ……サービス開始したばかりで、現在登録しているスポーツ選手はフットサル、トレイルラン、ウェイトリフティング、ビーチサッカーの選手です。
ビーチサッカーでは、日本代表に選ばれた田畑輝樹選手にも登録していただいています。
サポーター登録はどなたでもすぐにできます。
格闘技ファンのわたしとしては、ウェイトリフティングの大塩選手の投稿がアツイです。キング・オブ・パンクラシストが登場した時には「おお!」と感激しました。
全然知らない競技でも、日々その競技に向けて鍛錬している人たちの投稿を読むと、だんだん親近感がわいて応援したくなりますよ。
眺めているだけなら、まったくお金はかかりませんので、どうぞ!
ここで、さいとうがしていること
では、このPlayers1stでわたしが何をしているかと言うと…。
- Players1st Blogの執筆
- 登録選手に向けてのマニュアル・ガイドづくり
- 登録選手に向けてのメールマガジンの執筆
- SNSの管理
つまり、サービスの機能や効果的な使い方を、スポーツ選手やサポーターに紹介しつつ、外部へも発信していく という部分です。
blogだとこのへんの記事を書きました。
ほとんどパソコンを使わない選手・サポーターの方にも、敷居を感じることなく利用してもらえるように、文章を考えてつづっています。
これは、このブログでSNSやWebサービスについて初心者向けガイドを書いてきたことが役に立っていますね。
なぜ、関わることになったのか?
これはもう、お盆で北海道に帰省している時にですね、あおもりIT活用サポートセンターの電子書籍制作者ギルドでお世話になっている古川勝也さんからメッセンジャーが来まして。
古川さんはエンジニアとして既に参加しておられたのですが、上であげた項目をできる人はいないかと話題になった時にわたしのことをご紹介いただいたのです。
そして、わたしもまったく初めてのことだけれど、それは自分に向いている仕事だと感じたので参加することにしました。
後は帰宅してから、東京の深海代表とオンライン面談して加入となりました。
初の顔合わせは弘前でした
6人中4人が青森県在住、というか弘前市近隣のメンバーということで、初めてリアルに顔を合わせるミーティングは弘前のコワーキングスペース「SHIFT」で開催されました。
古川さんが参加したのは3月から、その後、次々と青森県内のエンジニアが古川さんの誘いで参加して、最後がわたし。
これまで、東京で広報担当している山根さん以外は、全員が深海代表とリアルで対面したことがなかったそうです。古川さんだけは会ってたのかと思ってた!
そこで、自己紹介から始まるわけですが、これもシリコンバレーから輸入されているのか、1分間の自己紹介後、他の人を指名して、指名した人はその人に何でも質問ができます、というミニゲーム風でした。
青森県人組も、セミナーやイベントで同席したり、仕事をすることはあっても、それほどあらたまって経歴などを話す機会はなかったので、初めて聞く話しが多かったです。
そして、ポストモーテムという手法で、これまでの振り返りと課題の洗い出し、次回に向けてのやることを出していきます。
ポストモーテムが何かということについては、深海代表がブログに書いておられるので、一部引用します。
狙い
ポストモーテムをやる良い面・成し遂げたいこととしては、
- チームメンバーの序列に関係なく全員が意見を出し合える、見せ合える。
- 自分の発想以外のチームメイトの意見を知ることができる。
- 自分だけの役割・視点だけではなく、全体を俯瞰してみることができる。
- 良い面、悪い面、そして解決方法を含んだ今後のアクションを流れの中で自然と考えられる。
つまりポストモーテムは、 チームみんなの一体感を保ちながら次に元気良く向かうことがしやすい 手法と思っています。
(ポストモーテム in Players1st Team Meetup #01 – Hiro Fukami's Blogより引用)
詳しく知りたい方は、リンク先をご覧ください。
わたしとしては、劇団で会議をする時や作品のアイディア出しをする時にKJ法を使うことがあったけれど、KJ法をさらに流れの段階に分けたような感覚を持ちました。
次回へのTryすることも見えたところで、初めてのミートアップ終了。
片付けも済んだところで思い立ち、あわてて集合写真を撮りました。
わたし以外はがっつりスポーツ経験がある人ばかりで、174cmのわたしが平均的に見える長身チームでした。
中央左側が深海代表、その右隣が青森メンバーを引き入れたご紹介いただいた古川さんです。
この後、懇親会に移動して、シリコンバレーでのお話しや、PRマネージャーの山根さんから芸能界のお話しなどを聞いたりして、なかなか異文化交流している感がありました。
深海さんもがっつりエンジニアなので、エンジニア4人の会話になると、全然単語すらわからなくなりますね。
次回また1月に会うまでは、それぞれSlack、Evernoteなどオンラインツールを駆使して仕事を進めていきます。
なぜ、関わることにしたのか?
経緯ではなく、理由の方ですね。
最初に企画を聞いた時は、noteのスポーツ選手向けみたいだなと感じました。
クリエイターとファンをつなぎ課金もできるnoteに対して、スポーツ選手とサポーターをつなぐPlayers1stみたいな。
20代の頃は劇団員として全国を旅する暮らしをしていたのですが、芸術、文化、そしてスポーツの分野は誰もが良いことだ、大事だと口にする割に、実際にそれで食べていくことが難しい為に断念せざるをえない人が多い分野です。
それを、国が~とか、企業が不景気でスポンサーが~と嘆いていても始まらないので、少しでも「こういうことでも食べていける人がいる」環境づくりに力を出したいと思いました。
後は、ブログと違う環境で文章を書くことは、自分のスキルアップにもなるからですね。
Players1stのブログとメールマガジンは深海代表が先に書いていた文体を取り入れながら書いているので、ちょっと今までの自分の文体と変えています。
たまに、英語オンリーのメニュー画面が普通にやって来るので、天に助けを求めながらやっています。ヘルプ!
新しく関わっている案件で、どこを切っても英語しかないサービスを使い始めてる。
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2016年9月8日
chromeのページごと翻訳機能とオンオフしながらやってるけど、右上に「助けて」ってメニューあって、まさにわたしの気持ちと同じだった。 pic.twitter.com/kjGRMRrXcl
なお、古川さんは弘前の地域情報紙「TEKU TEKU」の編集長でもあり、9月17日・18日はさくら野弘前店のイベントてくてく店 でもお世話になります。
お互いに何屋さんか説明するのが難しいですね!
そんなわけで、さいとうサポートの業務メニューに新しい項目が加わっています。
スポーツが好きな方はぜひご登録を。
スポーツ選手で関心のある方はぜひ!
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