ニューウェーブすぎる囲碁雑誌「GOTEKI」が今年も攻めてる!
君は「GOTEKI」を知っているか!?
1年に1回発行されているフリーペーパーで、あまりにも新感覚すぎる誌面が話題になっている囲碁雑誌です。
昨今の囲碁雑誌は何を目指しているのか。 pic.twitter.com/5ALoaEVCJS
— ハル (@super_star_hull) 2016年7月5日
囲碁ときいて男性の(特にシニア世代の)趣味と思い込んでいると、足元をすくわれるような楽しい企画がたくさん詰まった誌面ですよ?
GOTEKIとは?
漢字のタイトルは「碁的」。
20代~30代に囲碁を普及するプロジェクトの一環として2008年から年1回発行されています。
今年は7月1日にvol.8が発行されました。
2016年の表紙は昨年に続いて、女性向けライフスタイル誌を思わせるシンプルなデザイン。 もし書店なら「CREA」とかの隣に並んでいそうです。
昨年までは郵便局にも置いていたそうですが、今年は棋院・碁会所・囲碁クラブでの配布のみになりました。
合コン? 元スケ番刑事? MTGまで??
この企画が今年も攻めています。
最初は、表紙に登場している台湾の美人棋士・黒嘉嘉(ヘイジャージャー)さんの紹介や、新しい趣味としての囲碁の提案など、おしゃれでわかりやすい記事が並びます。
しかし、読み進めていくと、合コンに必要なことは、すべて「囲碁の格言」が教えてくれた と、囲碁の格言から合コンテクニックを学ぶ特集記事が!
「強い石には近づくな」「大場より急場」「攻めは分断(キリ)にあり」って、なにそれー!?
読むと合コン攻略力が付いた気がします。これまでの人生で一度も出たことないけど。
さらに、元3代目スケ番刑事の浅香唯さんとモバゲー代表取締役の守安功さんの対談とか!
強そう!!
ゲーム好きとしてツボに入ったのが、「他業界コラボ 突撃!隣のゲーム業界」。
カードゲームのマジック・ザ・ギャザリング(以下MTG)のプロプレイヤーが囲碁を体験して、MTGとの違いと共通点について語ります。
MTGプロプレイヤーとしての経歴も語られていてアツイです。
これ、今後も「隣のゲーム業界」の第一人者にぜひアタックしていって欲しいです。
他にも日常生活に無理矢理囲碁を取り入れたらこうなった的なエクストリーム碁とかですね、とにかく楽しすぎます。
囲碁クラブ等で無料配布されていますが、もし近くに無いという方は、サイトでバックナンバーがPDFで公開されているので、気になった表紙をさわってみてください。数年前の表紙はギャル向けファッション誌みたいですねぇ。
囲碁をやってみたくなります
囲碁はわたしもまったく未経験でしたが、昨年この「GOTEKI」をいただいた山道町囲碁クラブの方に声をかけていただいて、津軽で働く女性4人が囲碁に初挑戦!という企画に参加させてもらいました。
遊んでみると、今まで使わなかった部分の脳細胞が活性化するような感覚で、とても興奮しました。
その後、夫に教えてみたりしましたが、自分もまだイマイチ身についておらず、そのままになってしまっています。
最初の一歩の次のステップを、囲碁クラブの店長さんも企画してるそうなので、楽しみにしています。
9/22(木・祝) 第1回ひろさき囲碁感謝祭あります
いま、弘前近辺で囲碁の話題と言えばこれですね。
9月22日(木・祝)ナクアシティ弘前に超一流棋士が集います。
な、70面打ちってどういうこと??
わたしたちにやさしく手ほどきしてくれた古川こんゆ二段による入門教室もあります。
こんゆさんもGOTEKIのバックナンバーに出ているそうです。後で見つけなくちゃ。
これから涼しくなり、夜が長くなっていく季節。
GOTEKIの表紙のように、新しい習慣はじめてみるには良い時期ですね。