変わりたい、変わりそう、変われるか、の春

クリエイターズトレインで展示されていた保育園児の作品

クリエイターズトレインで展示されていた保育園児の作品


春。

ようやく雪どけが進んでいく。

3回目の確定申告が終わり、
年度末までの仕事が終わりに近づき、
息子の小学生一年目がもうすぐ終わる。

だから、ということでもないのだろうけれど。

この頃、今までの自分に飽きている自分を感じる。

だいぶ安定しているように見えるけど、
まだだよね。
まだ、もっと変われるよね?

ふわふわと気持ちが浮き沈みしながら、
自問自答している。



クリエイターズ・トレインにチラリと行ってきました

弘前エリアのクリエイターが集うイベント「クリエイターズ・トレイン」に、家族でちょっとだけ行ってきました。

公式サイトはこちら。

絵を描く人、音楽を奏でる人、デザインする人、写真を撮る人、映像を撮る人、料理を作る人、バルーンを組む人、他、カテゴリにあてることが難しいアーティストも、まぁよくこのエリアにこれだけの才能豊かな人が集まる、と驚くようなイベントでした。

ゆっくりワークショップや撮影体験したかったけれど、子どもが音とペンキやタバコ(建物出入り口に喫煙所がある)の匂いを嫌がって長くいられなかったので、ご挨拶しながら写真を何枚か撮ってきたぐらいでした。



一つのことを追求し続ける人へのあこがれ

すごいなぁ、すごいなぁと見ながら、チクリとする痛み。

40年以上生きてきて、親元を離れて働くようになってからの年月の方がもう長くなったけれど。

じゃあ、自分には何ができる、と言えるのだろうか。

様々な職場を渡ってきたことで、あれもちょっとできる、これもちょっとできる、これはまあまあ得意と言えるけれど。

でも、飛びぬけて、この分野で食べていける技術があるというわけではない。

いつも初心者マークをつけたり外したりしながら、学び続けている。

一つのことに集中して突き抜けていくクリエイターを見ると、ほどほどに周りと折り合いをつけながらやってきた自分が、なんだかつまらなく思えてくる。

皮を脱ぎ捨て続けていく

ほんの数年前の自分から見たら、今の自分は想定外だらけ。

弘前でブロガーと呼ばれて、書くことの依頼をいただくこと。

月に何万人という見知らぬ人が、ブログを見に訪れていること。

そもそも、開業していること。

それより前に弘前に移住していること。

もっと言えば、母親になっていること。

8年前には、北海道を住処にして、普段はコールセンターのオペレーター、舞台が始まれば音響スタッフとして東京へ行く暮らしをしていた。

夫婦二人暮らしで、ずっとこのまま毎日が続いていくのだと思っていた。

でも、変化の時はやってきた。

その時、どうもわたしは面白い方に進んでしまうらしい。

だから、今、ここ1年ほどで固まってきていた自分のスタイルに飽きてきているのは、また思いがけない変化が来る前ぶれなのかもしれない。

そうして変わり続けていくから、一つのことに突き抜けていけないのだろうけど。

今はモヤモヤとふわふわの間で、何かが変わることを感じている。

クリエイターズトレインは明日21日も開催しています


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