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学校は嫌いだったけど、学習することは好きなわたしの勉強法

日商簿記3級のテキスト

日商簿記3級のテキスト


自分が不登校児だったことは、特に隠したりしていません。
何の気なしに保育園で他の子のママに、
「○○くんママは、四大卒とかなんですかー?」と聞かれ、
「いや、わたし中卒で、高校に入学もしなかったんですよ」
と答えて、びっくりされています。

たぶん、小学生の頃に優等生タイプだったので、今もその自己イメージをまとっているのでしょう。
本当は中学校の成績がオール1だったんですけどね。清々しいほどに。

そんなわたしですが、何かと学習することは好きで、色々と手を出しては器用貧乏の道を進んでいます。

学校に行かなかったら、学力も常識も身につかないって心配する親御さんもおられるでしょうが、じゃあ、1人でどんな風に学習してきたっけ?と振り返ってみます。

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通信教育は溜め放題でした

学校に行っていた頃から進研ゼミの「チャレンジ」やってました。今のベネッセですね。
でも、赤ペン先生に送る課題を溜め放題で、数ヶ月遅れぐらいで出していました。
わりと、連載マンガや読み物、付録目当てで購読していた気がします。
不登校始めた頃に、赤ペン先生への通信欄にそのことを書いて、ちょっとはげまされたような記憶もあります。
自分には通信制でコツコツ時間をかけて学ぶのは合わない、ということを学びました。
だから、通信制高校に入ろうとも思わなかったですね。

英語はパラシュート型+ラジオ基礎英語で

実は父が英語の教師だったので、英語の教材は自宅に色々ありました。
父も自宅に帰ればただのオヤジさんなので、いちいち英語を教えることはありませんでしたが、たまに、「こことここだけ分かれば、すぐに追いつける!」と言って、IとかVとか教えてくれました。

それと、NHKのラジオ講座を聴くことをすすめられて、基礎英語、続・基礎英語、上級基礎英語、英会話、と4年ぐらい聴いてました。
昼夜逆転もしていたので、いつもリアルタイムではなかったけど、カセットテープに録音したりして、一応ノートもとって聴いてました。

英語をバリバリやっている人に追いつけはしないけれど、たぶん普通に高校出た英語が得意じゃない人レベルでわかる気がします。

受験勉強はひたすら過去問解き

今までしてきた受験勉強と言えば、大検(今の高認)、日商簿記3級、ファイリングデザイナー検定というところです。

大検は理科と数学を除いた9科目を2年(当時は1年に1回の受験)で取って、理数系だけは真面目に教わらないと歯が立たないやと思ってたら、そのまま就職して今に至ります。
いつか、必要を感じたら高校に行くかも知れません。

簿記とファイリングは、ひたすらテキストを読んで過去問題集を繰り返し解いて、間違ったところをやり直す式で勉強して、どちらもギリギリで合格しています。

何よりも過去問、とは、国立大学に2浪して入った夫に教わった受験勉強法で、色々テキストをやるのではなく、同じテキストと過去問題集を何度もやりこみました。
おかげで、どちらも1ヵ月程度の自習で基礎検定は合格できました。

興味を持ったら、多少無理めでも学びに行く

あとは とにかく出かけていって、現場で教わる、手を動かしながら覚える という方式です。

20歳で最初に入った職場が劇団だったので、マニュアルなんてものはありません。 舞台作りのスタッフ技術、制作として地域の人との関係の作り方、パソコンでのパンフレット・ホームページ・広報誌の作成など、すべて先輩と仕事をしながら覚える式でした。

それは今も同じです。
多少専門性が高い講座でも、興味があったら門を叩いてみて、追い払われなければ、がんばって食いついていく。

インプットするだけでは身についたことにならないので、下手でも何でもアウトプットして作りながら身につけていく。恥もかく。 というやり方で、少しずつ技術を身につけてきました。

職場の内外問わず、教えてくださった先輩方、ありがとうございます。

専門家にはかなわないけれど

きちんとどこかの学校に何年も通って学んだことがなく、その場その場の手探りでやっているので、正統派の人のようにはできないというコンプレックスもあります。

例えば人形の服作りにしても、洋裁やデザインを専門学校で学んだわけではないし、WEB関係も学校や会社で教わってきたわけではありません。

一つのジャンルを数十年かけて追求してきた専門家には、まったくかなわないなぁと思っています。
じゃあ、何が自分にはできるか?と考えると、あちこちで身につけたことを使って、普通の人にわかるように説明することができる。

PCやスマホ、WEBのことをご相談いただいているお客様から、よく「説明がわかりやすい」と言われるのは、普通の人がつまづくことを、先につまづいて自分で解決策を見つけて乗り越えてきたからじゃないかと思っています。
わたしもけっこうデータ破損やミスで泣きをみたりしているのですよ。

また新しいことを勉強中

そんなことを、今日から3日間、電子書籍制作者養成講座に通いつつ考えています。

9/14〜9/16「電子書籍制作者養成講座」開催!参加者とギルドメンバーを募集します。 - あおもりIT活用サポートセンター

参加要項が、ちょっと自分にとってハードル高かったのですが、3日前に問い合わせて正直に話して参加することにしました。

1日目を終えてみて、最初にHTMLを覚え始めた頃の、Internet ExplorerとNetscapeでタグが違うとか、まだ制作ツールが整っていないとか、15年くらい前を思い出す雰囲気がありますね。

WEBクリエーター向けの講座なので、予習復習しながら明後日までがんばってついていきます。

そんな感じで、大人になってからも何かを学ぶことは多い。 いや、大人になってから学ぶことの方が多い。
だから、若者には自分に合った学習方法、テキストを選ぶ力を身につける為に、自分の能力を見限らずに色々と試してみたらいいよ、と言っておきます。

あと、読書大事。マンガでも。
英語でも歴史でもWEBでも何でも、文脈を読み取る国語力がいるから、日本語はたくさん読み書きするといいよ!


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