弘前ねぷた祭り七日日(なぬかび)おくりが終わったら、もはや冬の話題です
一週間続いた弘前ねぷた祭りは8月7日、七日日(なぬかび)おくりでフィナーレを迎えました。
3年目で初めて見たなぬかびおくりの様子を、もはや夏が終わる雰囲気の津軽よりお届けします。
昼の土手町運行には間に合いませんでした…
7日は10時から土手町の通りを1~4日とは逆方向にねぷたが運行します。
これも観に行くつもりでしたが、10時45分頃に土手町付近に行ったらすでに運行が終わって解散していくところでした。
夜の運行よりも参加するねぷたが少なかったんですね。
それぞれ牽引されて小屋へ戻って行ったり、岩木川目指して牽引されていきます。
【追記】2017年のなぬかびおくりでリベンジ!
日曜夜でねぷたも終わり、
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2017年8月7日
月曜朝から仕事だー!
いえいえ、
10時からのなぬかび運行ありますからね。
土手町、普通に通行止めです。
これをうまいことかわして目的地に着くのが弘前市民リテラシー。 pic.twitter.com/wziVYg7oRg
中央弘前駅前の旧ルネスアベニュー駐車場に停めて行きました。
以上、2017年にリベンジ観覧したレポートでした。
また2015年の夕方の部に続きます。
2014年は死亡事故のために中止でした
2014年8月5日に起きた死亡事故の為、6日の夜運行最終日、7日の七日日送りは中止になっていたのでした。
あの日は、保育園のねぷた運行に参加していて、もうねぷたを小屋にしまう頃に事故の情報が回ってきました。
SNSなどネットでリアルタイムに回ってきた話しと、翌日の新聞に載っていた事故の概要はだいぶ違っていて、有事の時に拡散されてくる情報の不確かさを実感するできごとでした。
ねぷた内で起きた死亡事故を受けて、ルールの見直しが1年かけて行われ、電動昇降機の取り扱い、装置を動かす人の条件、運行中の飲酒喫煙の禁止などがありました。
ねぷたを昇降させる装置を動かす際も、上から下から声かけが徹底されていました。
今年は無事故で、大きなトラブルも無く、奇跡的にまったく雨も降らずにお祭りが終わりました。
地元紙によると、人出も7日間合計で164万人となり、一昨年を上回ったそうです。
なぬかびおくり、土手にならぶねぷたが壮観!
すいません、また遅れました。
なぬかびおくりのスケジュールでは19:30からねぷたおくりとのことでしたが、その頃にやっと茜橋に到着。
もう、煙が上がっていて、たくさんの人が帰り始めていました。
人の流れと逆行しつつ、河川敷へ向かいます。
見られなかった着火の様子などは東奥日報さんの動画をご覧ください。
せっかく行ったので自分が撮った動画と写真も。
20時前で既にほとんど燃えてました。
さすが紙のねぷたです。
もっとたくさんのねぷたを燃やすのかと思ってましたが、小型のねぷた5台だったんですね。
さよなら、ねぷた…。さよなら、夏…。
会場に向かう車内で息子とこんな会話をしていました。
息子「どうしてねぷたを燃やすの」
わたし「うーん、お空にいる神様にきれいな絵をとどけるためじゃないかな」
息子「でも、幽霊の絵とかこわいのもあるよ?」
わたし「幽霊とかドクロは燃やしたら成仏するんだよ。それで神様の元へ行くの」
…来年にはもうちょっと真面目に説明できるようになろう。
なんだろう、この寂しさ。
しかも、この日に限って夕方から夜風がとても涼しくなりました。
涼しいし、外から虫の声がリンリン聞こえるし。 pic.twitter.com/qfM8wq1pit
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2015, 8月 7
日中に弘前の人と話していて、
「ねぷたが終わったら、あっという間に冬だねー」
と言われて、早すぎる!と思ったのですが。
夜は窓開放して寝ると寒かったし、翌日の朝のさわやかなこと。
昼は最高気温32度まで上がるので、やはり夏なんですが、もう最低気温が下がっていて朝晩は過ごしやすくなりました。
いや、冬の前に秋があるんですけどね!
わたしが大好きな季節なので、省かないでいただきたい。
そんな風に、まだお盆前の8月上旬にもかかわらず、
「おれたちの 夏は 終わった…」
な雰囲気が流れる津軽です。早いよ!