青森の万能調味料スタミナ源たれを、趣きある弘前スタバで使ってみた
毎月、「スタバdeこぎん」でお世話になっているスターバックス・コーヒー弘前公園前店。
今日はランチをいただきにうかがいました。
「今日はこぎんじゃないんですね?」
「ええ、今日は普通にランチです」
すっかりおなじみになった店員さんとの会話の後、
いつものこぎん刺しベンチ席へ。
さて、あたたかさに一息をついたら、
雪景色を眺めながら、
あたためていただいた石窯フィローネを、
いただきましょうか。
バッグに忍ばせた「スタミナ源たれ」とともに!
背徳感がたまらない…
店員さんにあたためていただいたフィローネを、
そのままカプチーノを飲みながらいただきます。
うん、おいしい。
味つけもちょうどよく、
お肉の素材の味がいきています。
しかし、わたしはもう、
「あの味」を知ってしまった…。
もう、戻れない…。
そこで、取り出しましたる「スタミナ源たれ」通称「源たれ」。
説明しよう! スタミナ源たれとは!
青森県民のソウルフードの一つである焼き肉のたれ。
青森県産のりんごとニンニク、
玉ネギがふんだんに使用されている。
製造者は上北農産加工農業協同組合。
昭和40年発売から50年以上が経ち、
醤油系、塩、辛味、ソフトなど
味のバリエーションも様々。
焼き肉はもちろん、
チャーハン、唐揚げの下味、
野菜炒め、ご飯にかけるなど
使い道も様々である。
と、まぁ青森に住んで4年のわたしも、
もうすっかり冷蔵庫に欠かせない源たれなのです。
サメの源たれ味唐揚げとか、本当に青森に来ないと作らなかったなぁ。
サメの唐揚げ源たれ味! 津軽移住して身につけたレシピを紹介します | さいとうサポート
さいとうサポート
青森県に引っ越してきて、スーパーでこれを見た時は驚きました。 「サメ」の肉です。人間ってサメを食べるんですね。 これ、北海道で見たことがない。 東京でも千葉でも横浜でも見たことがな...
今回用意したのは、こちらの塩味。
塩・コショウ、にんにくの味がきいていて、
料理の色をあまり変えないので使いやすいタイプです。
少しずつ具のお肉やパンに塩焼き源たれをつけながら食べます。
これは、まさに、焼き肉の味!!
ものすごい味の上書きがされています。
すごいよ、源たれ。
すごく、おいしいです。
でも、どう見てもオサレ感が吹っ飛んで、
見た目も味も源たれになります。
インスタグラムにアップしても漂う昭和感。
しかし、おいしいのは間違いないので、
携帯用の小ボトルをぜひ開発してください上北農産加工農業協同組合さん。
そうすれば、わたしのようにレジ袋の中でマイ源たれがこぼれて
バッグが源たれくさくなる被害を減らせることでしょう。
スターバックス・コーヒー弘前公園前店さま、
いつもいつも、すみません!!
またこぎん刺しの会でお世話になりますので、
どうぞ、あたたかく見守ってください。
デイリーポータルZの講座から誕生した企画でした
実は、この企画、11月に開催された あおもりメディアラボWebコースの一般公開講座に参加した際に生まれました。
11月の公開講座は、デイリーポータルZの林ウェブマスターと3人のライター陣による、
「頭を使わないおもしろ記事の作り方」でした。
普段、知的で文章の多い記事ばかり書いてしまうわたしにぴったりの内容だと出かけて行ったわけです。
デイリーポータルZ(DPZ)は@niftyのニフティ株式会社が運営する、おもしろサイトです。
今はおもしろサイトはたくさんありますが、その草分け的な存在で、
2002年から思わず笑ってしまうネタを提供されています。
インターネットを始めたのはニフティサーブから、という斎藤には、
「昔からおなじみのテレビ番組を作ってる人たちが弘前まで来た!」
ような感慨があります。
友情出演で同行されたライターの皆さんも、
べつやく れい氏、
藤原 浩一氏、
西村 まさゆき氏、
とコアなメンバーでした。
カードを混ぜて選んで、モグモグ発表
デイリーポータルZの紹介が終わったら、
「頭を使わずに手を使おう」
と、カードの山2つが全員に渡されました。
1つは「自分が好きなこと・気になること」、
もう1つは「アレンジ」。
この山から自分の好きなカードを選んで、
お菓子をモグモグしながら発表しましょう
とのことでした。
え、最後のがむずかしくない??
なんだか、青森県成分多いカードです。
そして、わたしが選んだ組み合わせがこちら。
この中から、発表したのはこちら。
- 「イギリストースト」を「ハトに選ばせる」
- 「津軽弁」の「最北端・最南端のそれ」
- 「源たれ」を「スタバで使う」
モグモグ…。
社会人・学生とわず、参加者全員が発表しました。
皆さん、同じカードの山から選んだのに、
思いがけないネタが次々と出てきました。
「スケスケのエレベーター」に「毛を生やす」ってなんだ。
林さんをはじめ、DPZの皆さんが、
とにかく面白がって、ネタをふくらませたりほめたりしてくれるので、
自信なさげだった参加者も、笑顔で発表を終えていました。
お遊びネタもたっぷり!
講座以外でも、
「顔が大きくなる箱」とか、
動画の再生ボタン風クリアファイルなどのDPZグッズで遊びました。
今後、当ブログで、
「なんのお役立ち情報も無い、楽しいだけの記事」
が出てきたら、きっとこの講座で得たことが種になっています。
…たぶん。
DPZの皆さんとは、この後、かだれ横丁で飲み、
十八番でクイズを戦い、楽しい一夜を過ごしました。
ありがとうございました! ぜひ、またおいでください。
べつやくさんが津軽のりんごネタで記事を書いてます。
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