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五所川原立佞武多2016「出雲の阿国(いずものおくに)」の完成形を見た!

五所川原立佞武多2016年新作「歌舞伎創世・出雲の阿国」

五所川原立佞武多2016年新作「歌舞伎創世・出雲の阿国」


いよいよ、8月が始まります。
ねぶた・ねぷた祭りの季節。
津軽衆が祭りに沸き立ち、カーニバルさながらの光景が繰り広げられる1週間です。

6月に北海道から来た父と五所川原立佞武多の館を見て来た時は、まだ足だけ色づいていた2016年の新作「歌舞伎創世 出雲の阿国(いずものおくに)」が完成し、その全容を展示で見ることができます。

キセカエヤの講座で五所川原に行った際に、その完成形をしかと見て来ました!

ちなみに、五所川原のは立佞武多=立ちネプタと読みます。立ちネ「ブ」タではないのでご注意を。


躍動する出雲の阿国の姿に見とれます


巨大立ちネプタの製作所であり展示場であり格納庫でもある立佞武多の館、その最上階から見た姿がこちらです。


「歌舞伎創世 出雲の阿国」全景

「歌舞伎創世 出雲の阿国」全景


なんとも複雑な躍動感あるポーズ。
これを20数メートルの立体にする技術よ!

数珠まで立体になっていてクラクラします。



女性が大胆に足を跳ね上げているポーズを下から見上げるわけですが……
……
ご安心ください!
大事な部分は跳び上がる鯉と水しぶきががっちりガードしてます。

…え、そんな目で見る人いないですか?
お人形のスカートを必ずめくってみる人は、ここ気にしちゃうポイントだと思ったのですが。


アンクレットの数珠とペディキュアが女子力高いおみ足。

これは、6月に見た時の足パーツでしょうか。


6月に見た足部分

6月に見た足部分


らせん状のスロープを下りながら立ちネプタや展示を見ていると、1階のホールでお囃子の実演が始まりました。
これを見ると、人間との大きさ比較がわかりますね。


1階でお囃子の演奏

1階でお囃子の演奏


こんな、20数メートルある建造物がワイヤーと紙、木枠でできていて、人力で動くとか、本当にすごい。


1階から見上げた図

1階から見上げた図


実際に運行しているところを至近距離から見上げるとこんな構図に。
運行時に正面からこの近さでは撮れないですけどね。ひかれてしまう!


展示館入口に原画がありました

展示館入口に原画がありました

原画は展示スペースの入口にありました。

この巨大な立佞武多は1年に1作ずつ作られ、3体しか収納できない為、3年前の立佞武多と入れ替えになります。

6月には出雲の阿国と同じ場所にいた陰陽師がいなくなっていました。
好きだっただけにさみしさもあるけれど、経年による耐久性の低下などもあるため仕方がありません。

でも、この2016年の新作も「陰陽師」と同様に、新しいスタイルに挑戦する姿が見えました。

この美しい立佞武多が街並みの中を進む姿を想像するとワクワクしますね!


立佞武多の館の周りにも注目!


立佞武多の館を出ると、先月にはなかった看板が目に入りました。


2016年7月に移転してきた吉幾三ミュージアム「Y.C.M」

2016年7月に移転してきた吉幾三ミュージアム「Y.C.M」


吉幾三コレクションミュージアム(Y.C.M)です!

五所川原(旧金木町)出身の吉幾三さん、立佞武多祭りにはいつもお弟子さんといっしょに参加して、歌で盛り上げています。

今年もミュージアムがここに来たのですから、きっと来るはず!


館の横にねぷた小屋

館の横にねぷた小屋

弘前でもこの時期よく見かけるねぷた小屋も並んでいました。

立佞武多だけではなく、青森のような組ネブタや太鼓も出るので、それらがこの中で制作・待機しているのでしょうね。


文豪ストレイドッグスねぶたが出るってよ!?


まさに立佞武多の館にいた時にキャッチしたニュース。

説明しよう!

『文豪ストレイドッグス』(ぶんごうストレイドッグス)は、原作:朝霧カフカ・作画:春河35による日本の漫画作品。『ヤングエース』2013年1月号より連載中。略称は「文スト」。
2015年8月にアニメ化が発表され、2016年4月より放送中。
文豪ストレイドッグス - Wikipedia

まぁ、wikiからのコピペですが。

太宰治、芥川龍之介、中島敦といった文豪がキャラクター化され、「人間失格」、「羅生門」、「月下獣」といったそれぞれのキャラクターに対応する異能力を用いて戦うアクション漫画である。
この作品が生まれたきっかけについて、原作者の朝霧は「文豪がイケメン化して能力バトルしたら絵になるんじゃないかと、編集と盛り上がったから」と述べている

わたしも、6月に太宰治疎開の家に行った時に、Twitterでフォロワーさんから教えてもらったんですけどね…。


Amazonプライム会員の人は、無料でプライムビデオで見られるので、気になる方はどうぞ!

コミックスもあります。

昨年のラブライブ!コラボねぶたは、青森・弘前・五所川原の3カ所で運行したけど、文ストねぶたは五所川原だけです。
まぁ、太宰治出生の地ですからね…。

五所川原立佞武多祭りは8月4日~8日

青森ねぶたが8月2日~7日、弘前ねぷたが8月1日~8月7日に対して、五所川原立佞武多は4日~8日です。
見物計画を立てる際はご注意を。

五所川原立佞武多|青森県観光情報サイト アプティネット

運行は19時~21時です。
日中は金木地区の太宰治ゆかりの地を訪ねるのがおすすめですよ。

わたしもこの日に、また疎開の家に行って、前回は子守で聞けなかった解説をじっくり聞いてきました。

太宰治=心中というイメージがある方には、特に。
文ストだけじゃなく、こちらのコンテンツも堪能していってください。

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