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#不登校は不幸じゃない in弘前、2019年を振り返って


今年も開催しました「#不登校は不幸じゃないin弘前」。

夏休み明けの子どもの自殺を止めようと全国100ヵ所以上で同時開催している学校が辛い子の居場所づくりです。

2018年に続いて2回目、会場は駅前記念会館を借り切っての開催でした。

大人と子どもを合わせて35人の方が参加し、体験談に耳を傾けたり、遊びで交流したりしました。

この1年間、月1回のサークル「ひろさき親と子の不登校ほっとスペースきみだけ」をやってきて、そのつながりを感じられる2回目でした。



駅前記念会館、すべての部屋を借りて広々開催でした


2018年はヒロロの多世代交流室2室を借りましたが、今年は全国一斉開催日の8月18日(日)がほいくプラザというイベントとかぶってしまい、ヒロロが借りられませんでした。

しばらく会場決めに日にちがかかりましたが、実行委員から教えてもらった駅前記念会館を借りることができました。

弘前駅前のローソンの裏の通りにある公民館的な市の建物なんですが、立地の割にお手軽な料金です。

それでも、最初は14畳の和室2間だけを借りる予定でしたが、もっとスペースが必要ではという提案があり、75畳の集会室もお借りしました。広い!


集会室で挨拶する斎藤(写真中央)

集会室で挨拶する斎藤(写真中央)


発起人・小幡和輝さんの動画生中継からスタート


発起人・小幡和輝さんのライブ動画中継

発起人・小幡和輝さんのライブ動画中継

最初に主催者代表挨拶をしてから、発起人・小幡和輝さんの動画中継を見ます。

ディスプレイとモバイルスピーカーはさいとうサポートから、Wi-Fi設備は親子で参加しているゲームサークル遊部@青森からのレンタルです。感謝!

ただ、1つでは足りなかったので、iPadやスマートフォンも併用していたのですが、動画中継ってけっこう時差が生じるようで、音が混ざってカオスなことに…。

落ち着いて聞けなかった方はこちらからご覧ください。



この後、集会室は遊び・体験スペースに、和室は座談会スペースに分かれました。


座談会は通信制高校生による体験談が好評でした


最初は和室2間を大きな輪にして

最初は和室2間を大きな輪にして

座談会は前半は大きな輪になって話題を共有しました。

まず、わたしから昨年の不登校は不幸じゃないin弘前から「きみだけ」を立ち上げて、月1回開催してきたこと。

自分自身が約30年前の不登校児で、今は不登校児の親だけど、このエリアに当事者がつながる会がなかったのでつくることにした経緯などを話しました。

そして、通信制高校に通う女の子2人の体験談へ。

それぞれ、中学校や全日制高校で不登校になり、通信制高校に進む時にどのような要素で学校を選び、どんな手続きがあり、実際に通ってみての感想。高校の先に見ている目標を話していただきました。

2人とも昨年の不登校は不幸じゃないin弘前の参加者で、「きみだけ」にも何度も参加している子たちです。



やっぱり、親も子も「今は休んでいるけど、この先は…」というのは気になること。

通信制高校や定時制高校に通った経験がある人の話しを聞く機会も少ないので、リアルな情報を集めるのは本当に難しい。

だから、最短3年で卒業できて、卒業証書は全日制高校と変わらない資格になり、大学進学も目標にできることを現役の子たちから聞けたことは、後のアンケートでもとてもよかったと書かれていました。

実際、実行委員メンバーにも中高で不登校したけど大学に進んだ人、大学を出て社会人になっている人が何人かいるのです。

わたしの時代はあまり不登校から大学卒業まで進む人が多くなかったので、自分自身にもためになりました。

参加者同士の交流も生まれていました


後半は3つのテーブルに分かれました

後半は3つのテーブルに分かれました

それから自己紹介をぐるりと一周。

お子さんが不登校になり始めの方、昨年も参加していた方、別の地域で不登校支援活動をしている方、話せる範囲でそれぞれの立場を共有してもらったところで1時間経過。

休憩を挟んでからテーブルを「小・中・高校生」の3つに分け、保護者は子どもの世代のテーブルに、不登校経験者は自分が不登校していた世代のテーブルに入り、フリートークとしました。

分け方はちょっと迷ったのですが、同じ学年の親同士で関係ができたりしたそうで、まずはよかったかなと思っています。


子どもたちはゲームやスライムづくり体験で盛り上がった!


スマブラは世代を超える

スマブラは世代を超える

スライムづくりコーナー

スライムづくりコーナー

人狼ゲームも

人狼ゲームも


昨年は前半がお話し、後半が交流(遊び)タイムと分けましたが、今年は最初からお話しと交流を分けました。

小学生が3人いるので、長い話しに付き合うよりたっぷり遊んで楽しんでもらおうと。

昨年も用意した不登校関連図書の他に、実行委員が好きな本・マンガもも

息子で言えば20代のお兄さんとスマブラ対戦したり、小幡さんの全国行脚座談会でスライム作りが大好きだとわかった中学生のお姉さんから色んなスライムの作り方を教わったり、まだ経験したことがない人数でコミュニケーションゲーム「人狼」を遊んだりして満喫していました。

特にスライムは休憩時間に見に行きましたがすごかったですね。

色々なものを混ぜ込んでゆめかわいいスライムや、はじける音がたのしいスライムが作られていました。


1年間やってきてよかったです

40代になってから1年経つのはあっという間、昨年より今年のわたしの方が成長している?と言うのも怪しくなりました。

でも、子どもたちは全然スピードが違う。

ついこないだまでじっと何かに耐えているような雰囲気だった子が、今こうやっていきいきと話したり遊んだりしている。

その姿を見られるだけでも1年間やってきてよかったです。

前回も今回も実行委員メンバーになってくれた方には本当に助けてもらって頼もしかったし、前回は参加者だけど今回は実行委員になった方も新しい意見を入れてくれました。

本当にありがとうございます。

これはもう自分のためにやっていることでもあるのですが、これからもできる範囲で続けていきます。

学校ムリでもここあるよ も全国で8月19日から9月13日の期間に開催されるキャンペーンです。

詳しくはこちら↓
#学校ムリでもここあるよ 2019 – 公式キャンペーンサイト。2019年8月19日〜9月13日の期間、学校以外の子ども達の居場所や相談場所をお伝えします。



きみだけへのお申し込みはこちらのホームページから。


発起人・小幡和輝さんが全国の模様をまとめています


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