北海道は平たい、涼しい、気持ちいい!
3泊4日で北海道の実家に帰省しています。
飛行機を降りてからずっとこの平たい大地、朝晩の涼しさ、湿度の少ない心地よさに、
「帰ってきたどー!」
と身体中が喜んでいる気配を感じています。
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ひたすら広い
北海道の道を走っていると、何てことのない農道がどこまでも一直線で、そこから見える景色も地平線当たりまで見通せるのが当たり前です。
この風景、本州に住むようになってから、あまり無いものだと気づきました。
通りで、内地の人が来ると「北海道は広い」と言うわけです。
津軽平野も広いけれど、手つかずの野原や原野、湿地がただ広がっている、という放りっぱなし感が北海道らしいです。
父の実家にて親戚集まってバーベキュー大会
わたしの父は農家の祖父母の元に生まれた10人きょうだいだったので、その子ども・わたしたち世代が30人近く、その下の息子世代がさらに今も生まれ続けていて、お盆や正月には家に入りきらない人数が集まります。
夏は玄関先にブルーシートで簡易テントを張って、バーベキュー大会。
今年は赤ちゃん含めて40人集まりました。
農家の叔父さんが作った野菜も焼くし、トマトもとても美味しかったです。
いとこの子ども同士が遊んだり、ザリガニやトンボ、セミを追ったりしている姿を見ると、いつまでもこの「僕の夏休み」そのままの里山の風景があって欲しいと感じます。
わたしの実家や、夫の実家も住宅地の中にあるので、こういう風景や体験は本当に貴重です。
本州のことを「内地」と呼んでいました
青森県と北海道はお隣だけど、海を渡っているだけあって地味に植物が違います。
札幌の公園に生えている木が白樺だったりするのが北海道らしい。
20歳で上京して、東京の小金井市に暮らし、初めての旅公演で福島県公演についた時、移動中の窓から見える「名前も知らない雑草がなんか違う」ということに、違和感を感じました。そんなに植物に詳しいわけじゃないけど、何かが違う。
竹林、柿の木、垣根、瓦屋根、縁側…北海道にはなかった「日本の風景」が本州にはたくさんあって、
「ああ、自分が育っていたのは海外だったんだなぁ」と改めて思ったり。
そう言えば、子どもの頃から本州のことを「内地」と呼んでいました。
北海道でどこ出身?と聞かれても、転勤族の子だったわたしは答えるのが大変だったのですが、外に出ると「北海道出身です」と言うようになりました。
実際、今の実家は上京前の半年しか住んでいないのですが、北海道に帰ってくると細胞がざわざわと喜んでいる感じがしています。
明日、帰宅します
とは言え、もう明日は弘前のわが家に帰宅します。
今日は3年前に住んでいた札幌市に行き、息子が通った保育園や前のアパートを見たり、赤ちゃんの頃からの友だちを訪ねて親子で遊んだり、子ども劇場の仲間に会ったり、フリースクール時代の友人に会ったりしました。
3歳になる直前に弘前に移住した息子にとっては、札幌での記憶はだいぶ薄れているようです。
でも、「誰と何をした」「誰とどこで遊んだ」「誰と何を食べた」など、人としたことは覚えています。
これからも、少なくとも年に1回は北海道へ連れて行って、自分につながる大地とそこにいる友だちのことを忘れないでいて欲しいなぁ、と道産子のハハは思います。
さて、明日はまたひとっ飛びして弘前です。
20日にはキセカエヤとして、ヒロロdeサンサーラに参加しますよ。
>8/20(木)ヒロロdeサンサーラに出店します。 - キセカエヤ
これもまた弘前で始めたわたしの新しい居場所です。
<おまけ>
実家に行く途中にある看板。
「VOW!」的にじわじわ来ます。
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