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青森市の新コワーキングスペースGravity Co-Workで開催されたウェブライティングセミナーが「禁断の」特盛でした

そうそうたる顔ぶれだったセミナー「禁断のウェブライティング」

そうそうたる顔ぶれだったセミナー「禁断のウェブライティング」


青森駅近く、古川に誕生したコワーキングスペース「Gravity co-work(グラビティ・コワーク)」で2月3日に開催されたセミナー「東京じゃ話せない『禁断のウェブライティング』−その筋のプロが勢揃い−」に参加してきました。

グラビティ・コワークの情報と、1年前よりさらにボリュームアップして開催されたライティングセミナーの様子を合わせてレポートしておきます。

ここ、今後の青森市の情報拠点になりそうな場所ですよ。

グラビティ・コワークってこんなところ

まず、場所はこちら。青森県青森市古川1丁目8−2 倉内ビル3階です。

青森駅からは徒歩5分くらい。



グラビティ・コワークはこのビル3階

グラビティ・コワークはこのビル3階

このような派手な看板が出ているビル入口を入って、階段を3階まで登ります。エレベーターはありません。

この「move on!!」の看板は2階にあるダンススタジオのもの。

Gravityのボードに「受付」と貼ってあるのが今日の目印。

ちょっと早めに着いたのですが、会員のよしみで(?)開場前にちょっと入れてもらいました。


シアター形式レイアウトのグラビティ・コワーク

シアター形式レイアウトのグラビティ・コワーク


曲線を描いた白壁にプロジェクターの投影ができる作りになっています。

ここに、2日前にカリスマブロガーで作家のはあちゅうさんが……。

コワーキングオフィスとして利用できるのは4月頃の予定とのことです。

さて、まだ会場は準備中なので、近くでランチを食べに知人と出かけました。

この駅前~古川はいろいろ青森グルメがありますよ。

グラビティの周りは青森名物グルメスポットが並ぶ

とってもオシャレな空間の窓から見える、大きなフォントの「青森魚菜センター本店」の看板。その上には「のっけ丼」の赤文字看板。

はい、青森名物「のっけ丼」(青森市古川1丁目11−16)が通りを挟んで向かい側にあります。


眼下に見える「のっけ丼」の看板

眼下に見える「のっけ丼」の看板


これは、県外から来たゲストに体験してもらうには絶好のポジションですね!

なお、この記事を書いている時点で、わたしは未体験です。次はきっと。

この日は、数分歩いて「味の札幌 大西」(青森市古川1丁目15−6)へ。

はい、こちらも有名な青森B級グルメ「味噌カレー牛乳ラーメン」が食べられます。青森名物なのに「味の札幌」なのは気にしない!

お腹いっぱいで戻ろうとしたら、グラビティを皆さん通り過ぎていくのですよ。

ちょっと駅側に行った所にあるカフェ・デ・ジターヌ駅前本店(青森市古川1丁目1−5)。

ここのコーヒーも青森に来たら飲むべき名店とのことです。お店のたたずまいもおしゃれ。


「カフェ・デ・ジターヌ」でコーヒーをテイクアウト

「カフェ・デ・ジターヌ」でコーヒーをテイクアウト


テイクアウトもできるので、先に設営に戻ったスタッフの分と合わせて6人分を、3人で両手に持って帰りました。

紙コップを両手に持って雪道を歩き、3階まで階段を上って注文者に渡すまで、誰もこぼさずに運べるかチャレンジ!!

やや緊張しましたが、みんな無事に運べました。ミッションコンプリート!

コワーキングスペースとしてグラビティを利用する時は、駅から来るときにちょっと寄るといいですね。


ライティングセミナーは満員御礼でした


開場後、どんどん参加者が着席

開場後、どんどん参加者が着席

開場してからは次々と参加者の方々が席についていきます。

これまでのあおもりIT活用サポートセンター主催のセミナーやCSS Nite in AOMORIでお見かけする顔ぶれも多かったけれど、初めて来られているような方もいつもより多く感じました。

しかも…

学生無料!

若い人が多いな、ライティングやWebメディア運営に興味があるのかな、と見ていたら、学生無料だったんですね。太っ腹!!



客席に机を設置しないスタイルで、席をなるべく詰めたレイアウトでしたが、しっかり満席になっていました。


「禁断の」ウェブライティングセミナーをチラ見せ!

いつもはセミナーのレポートを長々と書くのですが、今回はなにしろ「禁断」ですので、禁を犯さないようチラ見せスタイルで参ります。


Web担編集長・安田英久さん


安田 英久(やすだ ひでひさ)さん

安田 英久(やすだ ひでひさ)さん

青森は7年ぶりという株式会社インプレスの安田英久さん。Web担当者Forum編集長。

Webマーケッター瞳とか読んでました!

この記事を書く前に1話を読み返したら「mixiなどCGM」って書いていて時代を感じました。

まだTwitterやFacebook、SNSという言葉が広がる前だった。

安田さんの話は記事を書く前に考えるべき企画段階のこと。

当ブログのように個人が書いて個人に読ませる記事ではなく、ビジネスとして顧客に読まれるための記事を作る考え方です。

わたしもこのブログでは自分の好きに書いていますが、このところ依頼で記事を書く機会も増えてきているので、伸ばしたい部分のテーマです。

「ターゲットセグメント」の人たちがもっている「ニーズやペイン」というキモチに刺さり、「ゴール」してもらうには、どんなコンテンツをつくればいいのか?

それを決めたら、編集、ライター、デザイナー、全員ステークホルダーで握ること。

すべての判断はそれをベースに行うこと。

受注側の自分も、クライアントがどこまでその合意を決めているのか、もし決めていなければ、どんどん聞き取っていっしょに作っていく姿勢を持ちたいと感じました。

なお、この時点で予定時間を超過していますが、かなり端折っておられます。

安田さんのセッションだけで2時間いけそうなボリューム…。


記者/ライター・朽木誠一郎さん


朽木誠一郎(くちき せいいちろう)さん

朽木誠一郎(くちき せいいちろう)さん

ここからは、1年前に開催された「Webで文章を書くということ」にも登壇されていた講師陣。

ライターの朽木さんは、1年間でこの周りが驚くほどのダイエットをし、職場をBazzfeed Japanに移し、医学部卒の経歴を活かして医療記者として活躍の場を広げられてきました。

たまたま撮った場面のポーズがビシッとしています。

ダイエットの記事もよく読まれているそうですが、特に医療・健康に関わる記事は「わかっていないことは書かない」ことを徹底しているとのことです。

関連記事100日で12kgのダイエットに成功した「食事制限」と「適度な運動」の10のコツ

この記事の冒頭にあるスライドして比較できる写真、自己紹介でウケをとれるテッパンネタでした。すごい。

ライターとして、文章を書く時に気をつけていること。

一番してはいけないのは、読者のことを意識していない姿勢を見せること。

その具体的な例と対処法を、実際にあった文章を元に語られていました。


Buzzfeed Japan 鳴海淳義さん


鳴海 淳義(なるみ あつよし)さん

鳴海 淳義(なるみ あつよし)さん

鳴海さんのお話しを聴くのは、たぶん3回目?

最初は学生向けのあおもりメディアラボWebコース、2回目は1年前のウェブライティングセミナーですね。

毎回内容が違って、でも同じ部分もあり、楽しみながら参考にさせてもらっています。

もう、最初から「PVを取るには知っている人が多いものを、ひねって書く」と聞いて、当ブログがなかなかドーンと増えない原因はそれだ!とわかっているのですが、……毎回「それだ!」って思わされています。

「知っている人の数×視点のユニークさ」ですよ、あらためて。

なお、鳴海さんの写真だけ開演前なのは、渋いお声に聞きほれて撮り忘れてしまったからです。

そんな鳴海さんのトークが聞けるポッドキャストはこちらです。

はあちゅうさんのVoicyも人気だし、今後は音声コンテンツが「来る」のではと鳴海さん。

言葉を考えながらしゃべるのは苦手な方ですが、ちょっと挑戦してみようかなぁ…。


ウェブライダー 松尾茂起さん


松尾 茂起(まつお しげおき)さん

松尾 茂起(まつお しげおき)さん

最後は、株式会社ウェブライダー代表取締役の松尾茂起さん。

以前にもレビューを書いた沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—の著者です。

前回登壇後の1年間に、文章の完成度を高めるライティングツール「文賢」 をリリース。

このツールがかなりの広がりを見せていて、全国を飛び回っている印象です。

SEOに人生を救われたと語る松尾さん。

「すべての人はヒーローになれる」と、必要な情報を検索している人に届けることを応援します。

参考例としてこちらの記事を紹介し、なぜこの構成になっているのかを詳しく説明していただきました。

その内容はセミナー参加者のみの特典ということで。

いや、もったいぶっているわけではなく、まだわたしも未消化の部分があるので、朽木さんにならって「わかっていないことは書かない」ことで誤解を防ぎたいと思います。

後半は「ナースを辞めたい」と検索している人の心理を考えるワーク、iPadを使った物語もありました。

こちらの本にもぎっしりノウハウが詰まっているので、Webに載せる文章を書いて少しでも検索上位表示されたい、お客さんに来てほしいという方におすすめです!

沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—

レビュー見ていたら、わたしも使いたくなってきました「文賢」。

欲しい人に適切に届けること

とても時間が足りないみっちりとしたセミナーでした。

参加者にはフォローアップメールでスライドなどの資料も後日いただけるそうなので、じっくり復習して身につけたいですね。

それぞれ視点は違っても、「必要としている人に、適切にコンテンツを届ける」ために様々な試行錯誤をしてこられたことを感じました。

様々なことがあっても、Webメディアの仕事が好きなんだなぁ、と。

フィナーレにはすごい顔ぶれでいい写真が撮られていました。



昨年はガイド役だった山尾さんも、また東京から参加して、随時Twitterで発信していました。早い。

懇親会では、青森市でアフィリエイトサイトを運営している会社の方や、特化型ブログを運営している方ともお話しできて、様々な情報交流ができました。

次回のグラビティ・コワークでのセミナーはこちら。

次回開催:2月10日(土)「青森流テレワーク-地方での稼ぎ方&暮らし方」

地方にいながら、在宅しながら、中央と、会社と仕事ができるテレワーク&リモートワークの実績について語られます。

多様な働き方を取り入れたい方はぜひ。


余談:帰り道に見かけたお店が気になる

懇親会後、昼前に来た時と同じ道を歩いて帰ったのですが、ここが気になりました。

いつか入ってみたいです。まずはお昼から。

昨年のライティングセミナーのレポートはこちら


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