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今更ですが2009まとめ。

お久しぶりです。

今年もあと一カ月で折り返そうという今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

わたしはと言えば、先月からまた仕事を再開し、明日で6ヵ月になる息子は保育園に通う日々です。

あぁ、何というスピード展開。昨年春のリトファ札幌の時は妊娠したのに気付いたばかりだったのに。

さて、2009年の暮れに恒例の作った服一覧写真が無かったことに今頃気付きました。

これは自分が見返すためにあるので、悪びれず作ってアップします。

……さすがに少ないですね。でも、思い出はいっぱいあります。

ベチのワンピとエリーのブラウスは自分のマタニティワンピのハギレで作ったとか。

ユリーシアのナイチンゲール服を作った時はお腹が大きくて、膝でフットコントローラーを踏むのに邪魔だったなぁ、とか。

今年は作ることができるかわかりません。もう息子も寝返りとずり這いで移動してくるのであぶなくて。

でも! 今月末にあるリトファ札幌には、ぜひ遊びに行きたい所存。

だって、半年間ずっと母親業どっぷりだったのだし!

息子は家族に預けていくか、できなければ抱っこして行きます。あ、もちろんみんな健康な時に限りますけどね。

待ち時間があるオーダーはせずに、販売展示を楽しみたいと思います。
猫足椅子とか、制服袴とか、レインボーコレクションの展示とか、eマドモアゼルとか、もう気になって仕方が無いアイテムが盛り沢山です。

まぁ、そんな感じで生活は変わりつつも、おにんぎょ熱は変わらずにゆるゆると続いています。


手縫いのワンピース。

久しぶりにすべて手縫いでジェニーの服を作りました。
JeNny誌'94秋号の「ジェニーの基本ドレスノート」にあるY字型ワンピースです。
まず、この本からトレーシングペーパーに手で型紙を写すことからなつかしい感じ。
子どもの頃はコピーなんて気軽にとれなかったですからね。薄い画用紙に写してましたが、その時点でけっこう歪んでたっけ。

生地は夏に自分のブラウスを作ったインド綿生地のハギレ。ジェニーにとってはかなり大柄ですが、まぁ雰囲気で。

で、この生地がけっこう透けます。上の写真では目立たないのですが、

透ける。

肉眼で見ると、足のラインとか見えてしまう。
ちょっと気になるので、綿ローンでアンダーウェアも作りました。

アンダーウェア。

これも手縫い。上半身はジェニー本「no.10 ウェディングドレス」より、スカート部分は適当にトレペを当てながら型紙作成。
ぴったりフィットなので、モデルの植毛1号ジェニーがちょっと頭でかく見えるような。
ワンピを着るとあまり気にならないのですが。

チラ見せ。

襟元もジェニー誌の見本写真より大きめに空いているようなので、レースをチラ見せするようなアンダーにしました。

同時並行で2着作成。左はキャッスルのカントリージェニー。三つ編みソバージュつながりの双子です。

三つ編みソバージュ双子。

左の方がボタンのパールビーズが小さいのですが、これが付ける端から割れていくもので、数珠つなぎに縫い付けた後で最初の方が取れた時はショックでした。小さいから弱いのね。
アンダーウェアはまだ2着目を作ってないのですが、形を変えてみようと思ってます。

せっかくなので、色んなモデルに着せてみる。

パールプリンセスジェニー。

パールプリンセス。


茶箱シーナ。

シーナ。


そして、お揃い服と言えば、新入りの月間キサラ&リエ。

月間キサリエ。

アイメイクの色味と合っていて意外と良い感じ?

手縫いで作る為の作品だったので、縫い目が表に出ないように工夫されています。
裾だけ千鳥ぐけという方法を使われてますが、それも図解で詳しく書かれていて、昔のジェニー誌のやさしさを再認識しました。

まぁ、今回、手縫いでやらざるを得ない状況だったから、これを選んだわけですが。
何しろ、わが家はテーブルとイスというものが無いので、今までこたつにミシンを置いて膝でフットコントローラーを踏んでいたのです。
さすがに、お腹がつかえて無理になりました。この前のナース服作りで実感。
こんな時期になってまで、お人形服を作るなんて思いませんでしたが、日々何もしないでいると気が滅入るもので。
かわいいドールたちを着せ替えたり、次に何を作ろうか考えながら生地のストックを整理したり古い本を見たりして和んでます。


ナイチンゲールのように。

もしも、この世に「物事の優先順位に関係の無いことからついやってしまう世界選手権」があったら、上位入賞できるんじゃなかろうかと思う今日この頃。
一昨日からいきなり思い立って作り始めたドール服、今日の午後に完成しました!

クラシックナース。

「ジェニードールブックno.7 手づくりドレスレッスン」の表紙にも載っている作品です。
リトファのオーダーシートもまだ完成してないのに、なぜにこんなタイミングで没頭してしまうかなー?
「明日は今年と来年の分も(?)いっぱいお迎えしちゃうぞ!」
 ↓
「でも、前にお迎えしたきり、あまり着せ替えてないドールがいるなぁ」
 ↓
「そうだ、あのユリーシアに、あのナース服を着せたかったんだ!」
という流れで火が点いたような。

背後から。
クラシックナース(Back)

この髪型だと、ヘアピン要らずでナースキャップが被れます。

白衣の天使?

食玩の救急箱を持たせてみる。ナイチンゲールみたいに見えるでしょうか。
明日、人がいっぱい集まるイベントに行くのだけど、万が一にもウイルスとかもらったらどうしましょ?

冷○ピタでどうぞ。

冷○ピタですか。そうですか。いや、それだけじゃ無理。

ワンピースだけだとこんな感じ。

ワンピースのみ。

ちょっとお嬢様ぽさが上がるような。

実は、この型紙をアレンジして、コートを前に作ってました。(※過去日記

基本は同じ型紙。

衿と袖のふくらみ、裾の長さを変えて、ベルトをこしらえています。

ところで、この作品を作ってみた方はいらっしゃるでしょうか?
不思議なのですが、台襟が白木綿地とナイロンシャを各1枚になってるんですよね。誤植ではなく、裁ち図でもそうなっているんです。
そのまま疑わずに作った襟がこちら。
没エリ。

裏側から見ると、縫い代が明らかに透けていることに、縫おうとした時に気付き悩みました。
このまま付けると、白いボタンのある側が透けた事になってしまいます。
でも、表紙などの写真を見る限りは、台襟部分もそんな透けた感じはしません。
わたしにしては上手くできた襟パーツだし、没にするのはもったいないような。上にボタンが載るから気にならなくなるか……?
いや、やっぱり裏地が表に出ているのは気になるので、この襟は没にして、裏襟を綿ローンにしたものを作り直しました。
でも、この本はヴォーグ人形ドレス教室の作品を元に出来ているそうなので、他の方々はやっぱりこうしてたのかなぁ?

看護師ユリーシア。

ま、このセットがとてもこのユリーシアに似合うことが証明されたので、細かいことはいっか!
これで明日は心おきなく新しいドールをお迎えできます。
楽しんでくるぞー!


ちまがら姉妹。

ちまがらワンピ完成!

ちまがらブックで作ったベビードールドレス、布プリントから始めてようやく2着完成しました。
モデルはゆかたリカちゃん(きんぎょ)とアリエルリカちゃん。

かわいいっ。でも、何かもうちょっと足したいような。A4版でプリントした布からは少しハギレも出ているし、小物をちくちくしてみましょうか。ミシン片付けた後だったので、手縫いで。

ピンクのドレスには、円形のバッグを。
バッグ付

ブルーのドレスには、初挑戦のヘッドドレスを。
ヘッドドレス付
ヘッドドレスはこのドレスと同じモモリータさんの、「リカちゃんno.11 カジュアル&キュート服」から作りました。

さあどうでしょう。
下は今っぽくしたければレギンス系でもよさそうですね。
ちまがら姉妹

2人並んでハイチーズ。やはりリカちゃんには少女服が似合います。
もっとアップでちまがら。


ちまがらdeドールOFづくり。【スカート~完成編】

ちまがらブックのベビードールドレス作り、いよいよ大詰めです。暗くなってきたので電気を付けました。

前スカートと後ろスカート。

前スカートと後ろスカートの左右を縫い合わせ、アイロンで縫い代を開きます。

裾縫い。

裾を5mm織り上げてアイロンをかけ、表に返して裾にステッチします。
布に直接プリントする時に、柄合わせをちゃんとしてなかったので、微妙な柄合わせになってしまいました。

ギャザー寄せ。

上身頃の幅に合わせて、スカートのウエスト部分にギャザーを寄せます。
わたしは2mm強の縫い目で2回縫って、左右から寄せました。ちょっと布が固めなので、ミシン糸一本だと切れやすいかも。

合体!

上身頃の中心と合わせて、中表に重ねて縫い合わせました。
縫い合わせた下にギャザー寄せの糸が見えてしまった部分があったので、下のギャザー寄せの糸は後から抜きました。

抑え縫い。

縫い代は身頃側にして、アイロンをかけて落ち着かせ、ウエストの際に押さえ縫いをします。

後ろ開き。

スカートの後ろ中心を中表に縫います。後ろ開きの部分の縫い代にやや切り込みを入れて目印にしています。ウエストから後ろ開きのところは縫ってません。
縫い代はアイロンで開きます。

背中と腰にスナップ、袖口に2mmのビーズを付けて完成!

完成♪

まとめるとスラスラいっているようですが、何度か縫い直している箇所もあります。
プリンタ用の布は綿ですが、インクが載った後はちょっと固めで、ほぼほつれないです。
一度洗ってから使うとまた違うかも。

★要注意!★
ピケは色移りします。衿を身頃に縫い付けてから、衿がちょっとほつれたのでピケを少量塗ったら、プリントの色が溶けて衿の一部がピンクに染まってしまいました。ピケを使う時は、別パーツのうちに付けて、ちゃんと乾かすこと。

さて、次は青い方の服を作ろっと。