手縫いのワンピース。

久しぶりにすべて手縫いでジェニーの服を作りました。
JeNny誌'94秋号の「ジェニーの基本ドレスノート」にあるY字型ワンピースです。
まず、この本からトレーシングペーパーに手で型紙を写すことからなつかしい感じ。
子どもの頃はコピーなんて気軽にとれなかったですからね。薄い画用紙に写してましたが、その時点でけっこう歪んでたっけ。

生地は夏に自分のブラウスを作ったインド綿生地のハギレ。ジェニーにとってはかなり大柄ですが、まぁ雰囲気で。

で、この生地がけっこう透けます。上の写真では目立たないのですが、

透ける。

肉眼で見ると、足のラインとか見えてしまう。
ちょっと気になるので、綿ローンでアンダーウェアも作りました。

アンダーウェア。

これも手縫い。上半身はジェニー本「no.10 ウェディングドレス」より、スカート部分は適当にトレペを当てながら型紙作成。
ぴったりフィットなので、モデルの植毛1号ジェニーがちょっと頭でかく見えるような。
ワンピを着るとあまり気にならないのですが。

チラ見せ。

襟元もジェニー誌の見本写真より大きめに空いているようなので、レースをチラ見せするようなアンダーにしました。

同時並行で2着作成。左はキャッスルのカントリージェニー。三つ編みソバージュつながりの双子です。

三つ編みソバージュ双子。

左の方がボタンのパールビーズが小さいのですが、これが付ける端から割れていくもので、数珠つなぎに縫い付けた後で最初の方が取れた時はショックでした。小さいから弱いのね。
アンダーウェアはまだ2着目を作ってないのですが、形を変えてみようと思ってます。

せっかくなので、色んなモデルに着せてみる。

パールプリンセスジェニー。

パールプリンセス。


茶箱シーナ。

シーナ。


そして、お揃い服と言えば、新入りの月間キサラ&リエ。

月間キサリエ。

アイメイクの色味と合っていて意外と良い感じ?

手縫いで作る為の作品だったので、縫い目が表に出ないように工夫されています。
裾だけ千鳥ぐけという方法を使われてますが、それも図解で詳しく書かれていて、昔のジェニー誌のやさしさを再認識しました。

まぁ、今回、手縫いでやらざるを得ない状況だったから、これを選んだわけですが。
何しろ、わが家はテーブルとイスというものが無いので、今までこたつにミシンを置いて膝でフットコントローラーを踏んでいたのです。
さすがに、お腹がつかえて無理になりました。この前のナース服作りで実感。
こんな時期になってまで、お人形服を作るなんて思いませんでしたが、日々何もしないでいると気が滅入るもので。
かわいいドールたちを着せ替えたり、次に何を作ろうか考えながら生地のストックを整理したり古い本を見たりして和んでます。