ハンカチでつくる!リカちゃんお洋服BOOKの新刊が変わった7つのこと

11月15日に発売された ハンカチでつくる! リカちゃんお洋服BOOK あこがれのドレスコレクション、ネットで注文していたので、ちゃんと発売日に届きました。

昨年の第一作から色々と変わっているところがあるので、比べてみました。



2016年版「ハンカチでつくるリカちゃん~」が変わった点

1.お人形はついていません

2015年の「ハンカチでつくるリカちゃんお洋服BOOK」は、オリジナルのリカちゃん本体が付いて2,380円円(税抜)というリーズナブルさも魅力でした。

しかし、今回はお人形はついていません。

そのかわり、お値段も880円(税抜)と、よりお手軽になっています。

うちのようにリカちゃんはもうたくさん持っている、という人にはありがたい限り!

ちなみに、お人形が入っていた箱を外した状態の2015年版と、2016年版の「あこがれのドレスコレクション」を重ねるとこんな感じです。


2015年版の上に2016年版

2015年版の上に2016年版


2.まきまきドレスが3着

前作ではハンカチを巻き付けるだけのまきまきドレスは1着でしたが、今回は3着紹介されています。


もくじ

もくじ


ハンカチやスカーフもそれなりにお値段がするので、切る前に遊べるまきまきドレスが増えたのはうれしいですね。

この後、まきまきバラドレスに挑戦してみました。

3.ハンカチのサイズ表記あります

前回のレビューで要望があった部分です。


ハンカチのサイズ表記がある

ハンカチのサイズ表記がある


そのドレスを作るために必要なハンカチのサイズがわかるようになりました。

せっかく買ったハンカチがサイズ不足で使えない、ということが防げますね。

4.「むずかしさ」のレベルもわかる


むずかしさ3

むずかしさ3

それぞれのドレスをつくる「むずかしさ」がハートマークでわかるようになりました。

このドレスは5段階評価で「むずかしさ3」なので、「ふつう」でしょうか。

5.アレンジ例が載っています

見本のドレスの他に、素材や飾りを変えて作ったアレンジ例も載るようになりました。


見本のドレス

見本のドレス

アレンジ例

アレンジ例


このページのドレスが「むずかしさ5」です。
でも、見本もアレンジ例も好みなので、挑戦してみたいですねぇ。


6.袖は身ごろと縫い合わせるのが先


人形服を作ることからハンドメイドを始めた自分がびっくりしたこと。

前作は、「袖を作ってから、身ごろにぬいつける」式だったのです。


2015年版のそでつけ手順

2015年版のそでつけ手順


人間の服はそうやって作られているのですが、人形の服はそでつけを先にしてから、そでの下を縫い合わせる方が一般的です。


2016年のそでつけ

2016年のそでつけ

前作は監修:文化学園大学、本作は著者:荒木さわ子/監修:(株)タカラトミー という制作陣の違いが影響ありそうです。

荒木さわ子さんと言えば、ドール服の型紙講座、連載、著作が人気のお人形服の専門家。


お人形服の原型の作り方の著書は、わたしもよく参考にさせてもらっています。

7.「あこがれのドレス」なのでファンタジー寄り?

今回はリアルクローズよりも、おとぎ話やウェディングドレス、アニメのヒロインのような衣装など、いかにもお人形遊びのリカちゃんらしいデザインが多く収録されています。

実際に着せ替えて遊ぶお子さんの年齢層に合わせたラインナップですね。

キセカエヤをしていても、幼児~小学校低学年の女の子は現実離れしたドレスの方が好まれます。


まとめ:リカちゃんを持っているならこちらから始めてよさそう

ざっと見渡した限り、第一作よりも二作目の本作の方がとっつきやすいように感じます。

先ほど袖付けの順序の違いをあげましたが、「むずかしさ5」の不思議の国風ドレス以外はほとんど袖付けもないのですよ。
ちょっと、飾りにレースをそでぐりにつけるとかくらいで。

なので、リカちゃんも欲しい&リアルな服が好みな方は前作を、
リカちゃんはもうある&ファンタジーなドレス大好きな方は本作をおすすめします。

著者の荒木さわ子さんのblogでも、この本のことが紹介されています。

次は、まきまきドレスを1つやってみたので、そちらをご紹介します!

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