青森県立美術館「美少女の美術史」展を見てきたよ。
青森市郊外にある県立美術館へ移動し、「美少女の美術史」展へ。
わが家の美少女を代表して、ゆかたリカちゃんをバッグに忍ばせて見てきました。
県立美術館、きれいで現代的なデザインの建物です。
内容については、下記サイトをご参考に。
美少女の美術史
美少女の美術史 少女について考えるための16の事柄 | 青森県立美術館
美少女展目録(PDF)
エントランスの展示「こんどうまれてくるときは」(撮影OKの作品です)
勝手にリカとコラボ。人間が立つよりなじみがよい気がします。
B2ロビーの展示「精霊船にのって」(撮影OK)
写真で見た時に彫刻的なものかと思っていたら、ビニール風船みたいなものでした! 2階層分の高さがあります。
22cmと600cmの美少女。
かなり離れないと同じ枠で撮影できませんでした。
展示はかなりの点数で、江戸時代の少女を描いた絵もあれば、その隣に「ああっ 女神さまっ」のベルダンディーのフィギュアが並んでいる、という。
映像もあり、少女性についての考察あり、内藤ルネや水森亜土のイラスト、70年代~80年代の少女コミック絵やその付録もあり、竹久夢二の原画、四谷シモンの創作人形あり、まどか☆マギカとミンキーモモやクリーミーマミが対面に並んでいたり、かなり楽しい切り口の展示でした。
途中、息子とダンナとはぐれてしまい、見終わって外に出て待ってもまだ出てこないので、また戻ったら映像系作品に息子がしっかりはまってしまい、わたしよりゆっくり見てきたようでした。
はぐれたと思って、わたしは映像系を飛ばしてしまったのが残念。
常設展示の寺山修司×宇野亜喜良、奈良美智、棟方志功作品も、この展示の一部に入る形になっていて、どれが常設だかわからないほどでした。
宇野亜喜良氏の描く少女たちのエロチックなことったら。ここはちょっとお子様要注意。
雪ミクの白いフィギュアに、ファンが塗り絵した衣装を次々とスイッチしながら投影していくのも面白かったなぁ。
ぬりえ+きせかえという昭和からあるものが、こんな形であたらしくできるなんて。
県立美術館と言えば、奈良美智さんのあおもり犬。
展示スペースの中からも見えるのだけど、外からぐるっと回り込むと間近に撮影できます。
実際の大きさと、178cmのダンナと107cmの息子と見比べて感じて下さい。
田舎館村の萌えキャラ「いち姫&いち子」フィギュア6.5cmも並べて。
彼女たちもこの美少女展に展示されていましたね。
県立美術館初めて行きましたが、階層が地下2階までと深くて、順路をたどる道筋も変わっていて面白い建物です。
こんな冒険した企画を呼ぶとかすごい、と思ってブログ見てみたら、さらにすごかった!
なりきりワークショップ「美少女になりきる」で美少女になりきりました | 青森県立美術館
参加者も男性職員も、ウィッグやメイクやコスチュームで美少女になりきって鑑賞してみたそうです。すげー。
青森での展示は9月7日(日)まで。その後、静岡県、島根県へ行くそうです。
お近くの方はぜひ! お腹いっぱいになるくらい美少女だらけですよ。