リカちゃんとフィンランド (Ivalo編)

フィンランドの旅から帰ったリカちゃんが、旅バナに花を咲かせています。

旅バナ。

「それで、飛行機が途中で不時着してね! 空港に1日中閉じ込められたの!」

話しがかなり大きくなっているようです。正確にはこちらの雑記帳で。

行ってみたいね。

「でも、いいなぁ」
「行ってみたいよね」

けっこう大変だったけどね。

(……けっこう大変なロケだったけどね)

おでかけバッグ。

(出かける時は100均の保温バッグにぎゅうぎゅう詰めだったし)

帽子の中で。

(たまに帽子の中にも入れられたし)

おるすばん

(オーロラ観測に行く時は、結局真っ暗で写真撮れないからってホテルでおるすばんだったし)

やはり、ショートカットの元気者リカちゃんだからこそ耐えられた旅だった
と思います。手荒で申し訳ない。

さて、フィンランド旅行前半は、北極圏のラップランドです。
リカちゃんはリカ旅ブログでロバニエミまで行ってますが、そこからさらに車で3時間半ほどかかる北方にあるイヴァロという村で4日間過ごしました。

中部国際空港から発ったフィンエアーとJALの共同運航便、ヘルシンキまで10時間弱かかります。

ロシア上空にて撮影。
ロシア上空にて。

それから飛行機を乗り換えてイヴァロまでは1時間半ほど。

イヴァロは人口4000人ほどだそうです。1月中旬までは昼も太陽が昇らないので、明るくなっても明け方のような青い光の中です。

バス待ち

バスに乗って、観光地のサーリセルカまで出かけました。

サーリセルカの雪灯り

こんな氷のブロックで作られた雪灯りがあったり、おしゃれなレストランやホテルがありました。オーロラを見に来た日本人観光客も多く、日本語のポスターもよく見かけます。
わたしもですが、どうして日本人はオーロラ好きなのでしょう?
観光案内紙に書いてたのですが、ラップランドでは、この不思議な光は尾から火花を散らしながら走る黒狐がおこすという言い伝えがあるそうです。
また、先住民族のサーメ人にとっては、オーロラは死者の魂と考えられ、出現している間は家に隠れていたそうです。オーロラに口笛を吹くと襲われて髪をつかまれるのだとか。
実際、ウインタースポーツやレジャーを楽しみに来た外国人(フランス人多かった)の他に、日本人以外ではNorthernlightsを見に来たという観光客には会いませんでした。

ま、結局は太陽と天気の都合で、見られなかったわけですが。

観測はイヴァロのホテルのすぐ裏にある雪野原で行いました。
びゅんびゅんとスノーモービルが行き交うのですが、実はここ、イヴァロ川という大きな川の凍ったもののようです。

イヴァロの川の上で。

(ペンギンは北極圏じゃなくて、南極だと思う)

そんな過酷なロケでした。
後半は都会のヘルシンキです。リカちゃんも行ったことがある街ですね。