フローラ(初代・緑目)さんと33年ぶりに再会しました
福島のリトルファクトリー(リカちゃんキャッスル内工房)から、10月に注文していた月間フローラが届きました!
1983年、当時9歳のバースディプレゼントで買ってもらった初代フローラと33年ぶりの再会です!
一度お人形遊びを卒業しようと手放したけれど…
ちょっとこのフローラとのことを語らせてください。
初めてフローラがうちに来てからは、いつもバービーを持っていた同級生の女の子と遊んでいました。
先にフレンドドールが来ていたわたしにも、クリスマスに主人公のバービーが届きました。
お互いにお人形と服を持ち寄って、着せ替えて、ままごと遊びを毎日のようにしました。
その子は翌年に転校してしまいましたが、その後も遊び相手が変わりながら、バービー(ジェニー)で遊んでいました。
たしか、小6の頃でした。
「そろそろお人形遊びを卒業しなきゃ」
という気持ちになって、その頃よくいっしょに遊んでいた4つ下の女の子に、持っていたお人形をすべてゆずりました。
結局、またお人形が欲しくなって、当時すでに(タカラ)バービーからジェニーに名前が変わっていたお人形を、おこづかいで買い始めました。
その頃はもうすでにフローラはフェイスデザインが大幅に変わっていました。
この緑目フローラは、1983年から1年ほどしか販売されなかったのです。
その後、バービーがジェニーに大人の事情で改名する前に、フローラはブルーグレーの瞳でひかえめな顔立ちに変わったのです。
灰目でふんわりカールヘアになったフローラを買って、そのフローラは今まで30年以上、手元にいます。
あげてしまったお人形はもう返してもらうことはできません。
その後、相手の子が高校生ぐらいの頃、数年ぶりに手紙のやりとりをしました。
自分がお人形の服を作っていることを書いたことに対して、
「みかちゃん、まだお人形遊び? ピンクとか紫のドレス作ってるの? 気持ち悪い(笑)」
と書かれていて、その子とはそれっきりになりました。
あのフローラはきっと、お人形遊びを卒業した頃に捨てられてしまったのでしょう。
その緑目タイプのフローラと同じ金型がまだあったのか、33年ぶりに福島のリカちゃんキャッスル内にあるリトルファクトリーで再製造されたのです。
それも、10月の月間ドールとして!
42歳になった自分への誕生日プレゼントとして、このフローラをポチっと注文しました。
そうして、届いたフローラの開封画像をお届けします!
ひたすらフローラの画像です
髪が少しベタっとしているのも、昔買ってもらったフローラと似ています。
さらさらにする洗い方は知っているけど、しばらくこのまま楽しみます。
昔のフローラは、パンフレットを見るとまつ毛の端まで白目の部分がありますが、新しいフローラは白目少な目ですね。
星の位置も少し違いますが、そもそもパンフレットは発売前に制作されているので実際に販売されていたお人形と詳細が違うことがあるので、実物とくらべないとわかりません。
では、初代フローラ同士で並べてみましょう。
向かって右側が、お人形を再開した時におこづかいで買ったグレー瞳のフローラです。
モデルチェンジで雰囲気がひかえめになったことがわかるでしょうか。
さらにややこしいことに、1996年に新しいジェニーフレンドとして「フローラ」が発売されました。
初代フローラはフランス出身のパリジェンヌですが、こちらは北欧出身の別キャラです。
この猫目っぽいフローラは、リカちゃんキャッスルの出張イベントでわざわざオーダーして作ってもらった金髪緑目のフローラです。
いくら別キャラでも、わたしにとって「フローラ=金髪ロングヘアのお人形」でした。
まさか、33年も経ってこんな再会ができるとは。
リトルファクトリーの皆さんに感謝です!
今回は、開封とフローラくらべまででした。
大人にならなきゃと思っていた自分の過ちを認めて
以前はあの手紙を読んでから、
「どうして大切な人形を人にあげてしまったのだろう」
「そんなこと言うなら返してほしかった」
と悔やんだし、二度とうちに来たドールは手放さないと決めた時期もありました。
でも、その後、整理収納アドバイザーとの出会いで、大人になりたくて背伸びをしていた自分のことも認めてあげられるようになりました。
今は、うちに来たドールでも、どうしても活躍させてあげられない時は譲ったり売ったりして、手放すこともできるようになり、自分なりに増えすぎないようにしています。
それでも50体以上はいるので、理解のない人に気持ち悪いと言われても、まぁ仕方ない。
新しく届いたフローラにも、仕事が落ち着いたら、ゆっくりきせかえたり、服を作ってあげたいですね。