リカちゃんキャッスル旅行記、ジェニーとたくさんのフレンズ展示編
リカちゃんキャッスル旅行記第2話はジェニーの展示編です。
前回はキャッスル入城までとリカちゃんの歴史展示編でした。
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小学生のリカちゃんと違って、ジェニーは17歳の高校生。
ファッションもだいぶリアル志向です。
では、ジェニーとたくさんのフレンズたちの美しい姿をご覧ください。
ジェニーってリカちゃんとは違うの?という方へ
はい、ジェニーとリカちゃんはまったく違います。
リカちゃんのサイズは22cm(現在)、ジェニーは27cm。
設定年齢もリカちゃんは11歳、ジェニーは17歳です。
並べてみるとこんな感じ。
同じサイズのワンピースを着せてもこれだけ丈が変わります。
リカちゃんにゆったりめでないと、ジェニーには胸周りがきつくて着せられません。
リカちゃんキャッスルではリカちゃん(22cm)向けと、ジェニー向け(27cm)のドレスセットを売っているので、買う時はよく確認しましょう。
最初はバービーとして販売されていました
このジェニー、最初は旧タカラ社から「バービー」の名称で販売されていました。
はい、あのBarbieと同名です。from America !!
日本の少女向けに作られたリカちゃんが大ブームの中、
アメリカから来たバービーはそのままではまったく子どもたちにウケず、
タカラ社と提携して日本独自のデザインのお人形を作って、バービーとして売り出したのです。
そのタカラ版バービーも、ここリカちゃんキャッスル=タカラ社福島工場で作られていました。
その、1983年から85年まで販売されていたタカラバービーの展示!!
わたしが買ってもらったのも、旧タカラのバービーでした。
なぜか、最初はフレンドのフローラでしたが。
この頃は、金髪ストレートのフローラ、カールヘアのエリー、ボーイフレンドのケンがフレンドでした。
なつかしい……。
そして、バービーのマテル社との提携が終わり、1986年からは「ジェニー」と改名して販売されました。
改名当時のジェニーは、KANSAI、ヒロミチ・ナカノ、ハナエ・モリなど、80年代の人気デザイナーとコラボしたドレスセットを出したり、たくさんのフレンドドールを作り、それぞれのイメージブランドを展開したり、ものすごい勢いがあったのです。
下の写真はそんな「ジェニーズクラブ」の一期&二期メンバー。(それにキサラ)
名前はもちろん、国籍、年齢、趣味、生年月日などのプロフィールもあります。
このレオタードのお人形たちは、'80年代当時のものではなく、リカちゃんキャッスルで新しいヘアデザインで作られています。
昨年の「ジェニー」30周年の記念本のために作られたのでしょうか。
パッケージも凝っていたので、箱入りの状態でもコレクション価値がありますね。
まさにファッション史!のジェニーブース
小学生のリカちゃんは、年齢相応のワンピースや、ファンタジーなお姫様ドレスが人気。
一方、ジェニーと個性豊かなフレンズは、その時々の流行を反映したファッションドールです。
展示されているジェニー達の服装も、この通り!
アニメキャラのドールが人気だった頃には、ジェニーもアニメ顔になった「エンジェルズガーデン」というシリーズを作り、そちらでも別にフレンドを展開した時期もありました。
こちらは、近年リカちゃんキャッスルで再生産されていて、イベントやオンラインショップでも買えます。
まるでアンティークドールのようなエクセリーナも中央に並んでいました。
実は、色々な関係でこのエクセリーナは普段はキャッスルで製造されていなかったのですが、30周年記念として特別に再度製造されて販売されていました。
それも、3月末まで。
昨年のリカちゃんキャッスルin岩手でも見ていましたが、最後にもう一度見られてよかったです。
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ジェニーの展示はここまでです。
今見返すともっと詳しく撮りたかった場所もあったけど、ふわふわとしていたので忘れてしまっていました。
以前はジェニーフレンドのドールとプロフィールを全部並べていた展示があったようですが、今は無くなっていて、壁に手描きPOPだけちょこっとありました。
でも、新設されたリカちゃんキャッスルギャラリーには、これまた凝りに凝ったジェニーたちがいましたので、続編をお楽しみに!
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