お直し中。
今年に入って第一弾の更新、またもお人形のクリーニングについてです。苦手な方にはごめんなさい。
まずは、クリーニング後のお人形たち。
左上からティモテ、オリーブ、2代目リカちゃん、3代目リカちゃんです。
先日、中古ドールをたくさんクリーニングさせていただいた「アナログ本舗」さんから
「よかったらもらって」と、いただいてしまいました!
というのも、クリーニング前はいわゆる「ジャンク」な状態で、お店で売るには色々と注意しないとクレームを招きそうということでした。
以下、そのジャンク状態の写真なのでたたみます。
<オリーブ>
うちにいるオリーブと同じ巻き毛のプリティ・オリーブです。眉とリップのかすれがあります。アイラインも色が違うような??
着ていたワンピ(1枚目の写真で着せてます)に付いてたタグが、だっこちゃんマーク時代のタカラ社のものでした。
<ティモテ>
初販の前髪別植毛ではないけど、初期のティモテ。首~上半身が黄色く変色してます。向かって右側に髪のちりついた部分も有り。
<2代目リカちゃん>
わたしはこのリカちゃん世代。うちのもそうだったけど、前髪がオールバックになってしまってます。
アイプリの?白い塗料が点になって目頭付近に付いてました。リップもヌーディーなお色に褪色してます。
<3代目リカちゃん>
子どもの頃に誰もがやってしまうざんぎり頭。顔の汚れが一番激しかった。
そして、リカちゃんは2体とも、足がかじられたような痕があり、一部中の骨組が見えてしまっていたり、セロテープで直そうとしてべたべたに変色してたりします。
で、例によってアクロンで洗って、髪もシャンプーして、お湯パーマしたり。頑固な汚れはメラミンスポンジでゴシゴシしたり、ミスターカラー薄め液で丁寧にぬぐったりしました。
さらに、今回はもうこのお人形たちをいただいてしまったので、久々にボークスのドールメイク用絵の具セットを取り出して、リップを塗ったり、切れた眉毛をつないだりもしました。
3代目リカちゃんは、ざんぎり具合がすごかったので、スキンヘッドにして、前にジェニー用に買ったウィッグを着けました。
ドレスも酸素系漂白剤+アクロンで浸け置きしてから手洗いして、アイロンを当て布しながらかけました。
で、現状はこんな感じです。
足はちょっと治せる自信がないので、靴下をいっぱい作ってあげようかと。
この状態で里親探しをするか、もう少し作業を進めるか迷っています。
カールをつけるお湯パとか、カスタムに深入りする作業。
まあ、手をかけているとついつい情が移ってしまうということもあるのですが、わが家の定員もあるので。
ボロボロの捨て猫を拾ってはキレイにしてやり、餌をあげて、予防接種や去勢手術も受けさせて、トイレのしつけしてから里親探しをして、見つかればいいけど、見つからないと「うちのコになる?」とつい言ってしまい、猫屋敷になっていく……そんな人を思い浮かべて、ちょっと気持ちがわかる気がしました。
いや、そういう人は命を相手にしているのだから、比べるのは不遜だと思いますが。
しかし、子どもの頃はジェニー派で、あまりリカちゃんをかわいいと思えなかったのですが、今見ると2代目も3代目もかわいいわー。3代目って髪が無いと、ほとんど2代目と見分けつかないのって発見だわー。
どうしたものかと迷いつつ、お人形がきれいになっていくのがうれしい今日この頃です。
相変わらずマイペースですが、今年もよろしくお願いします。<今頃?!