? Roads to Lord Play Report「おかえりの樹」3
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おかえりの樹
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GM:道々、エフィーネは洞窟のことを語ります。小さな天然の洞窟で、そこを抜けた広場は人目につかず、子どもの頃からカッジィと秘密の隠れ家として遊んでいた。二人が結婚して伯父ロイドから春霞亭を受け継いでからは、洞窟を訪ねたことはない。
そんな話しをしながら森の中を行くわけですが、えーと、ここで…こういうのも【心魂】かなぁ? 全部感覚系は【心魂】でいいのかな。【心魂】でRR。

ヴォーケン:【心魂】かな、【反応】かな? まぁ、いいや【心魂】でいいだろう。いくぞ(コロコロ…出目は3)うっ! 合計12だ。

GM:12ですか。それはですね、茂みから出てきた子連れのイノシシに出くわします。

ヴォーケン:牡丹だ!

GM:しかも、うり坊ズもいます。コミュニケーションロールしてください。双方に言葉が通じないので、【魅力】−5で判定してください。

ヴォーケン:おれ【魅力】5だから、基準値0じゃん。どうみたって戦闘になるんだけど…(コロコロ)6!

GM:“相手は自分の攻撃衝動をもう抑えきれないところまで来ている”。相手はあなたに襲いかかろうと身構えている。戦闘チェック(コロコロ)うん、即座に襲われますね。

ヴォーケン:れ、恋愛チェックはできないか?

GM:や、それは戦闘にならなかった場合だし。

ヴォーケン:ぐあー!

GM:どうやらこのイノシシ、母親ですね。

ヴォーケン:話せばわかる。

GM:話せません。というわけで、イノシシくん、ユルセルームで言うところではブステ=サラくんですね。ブステくん結構強いです。

ヴォーケン:当たり前です。この世界、イノシシ強いんです。逃げることを僕は推奨したいんだけども…でも逃げ切れないかなぁ。どうしよう。

GM:とりあえず戦闘の手順チャートを(ぱらぱら)

ヴォーケン:そうだ! こんな時こそ、僕の魔法だ! <心魂の力>の魔法を使うぞ!

GM:突然?!

ヴォーケン:攻撃をくらってからでは遅い。というわけで、おれに心魂の魔法カードを引かせろ。

GM:わかったわかった。えーと(ぱらぱら)。
“魔法を使うと宣言したときに、随時山札から目的とする種類のカードが出てくるまで裏のままカードをめくり進め、目的とするカードが出たら表にする。”
つまり、山札は混ざった状態なわけだ(まぜまぜ)。じゃあ、これで目的の<心魂の力>が出るまで裏のままめくって。ちなみに、対象は?

ヴォーケン:対象はブステ=サラ(イノシシ)だ。うり坊は戦闘に参加しないね?

GM:うり坊は参加しません。

ヴォーケン:(カードを裏のまま引き続ける)あった! 行くぜ!(オープン)

GM:なんですか? 読み上げてください。

ヴォーケン:“緑の月影。消費される心魂値:17”

GM:うん?!

ヴォーケン:“対象指定は不必要。術者の分身を出現させる”

GM:ぶっ!

ヴォーケン:“分身の受けたダメージは回復不可だが術者とも無関係。持続時間は1D100分”…もしかして、これは1発使って、あとは忘れちゃうというパターン?

GM:はーい、【心魂】は足りてますかー?

ヴォーケン:ぜんっぜん足りてません。

GM:はーい、そうですねー。その場合は魔法は失敗し、しかも可能な限りの【心魂】であるポイントを消費しなければならないのです。気絶してしまいます。

ヴォーケン:ばたんきゅう。……バッドエンド?

GM:かのようにこの時代の魔法は大変危険だと。うんうん。……この場合、どうなるんでしょうか。

ヴォーケン:僕はこの平和を守らなきゃいけない。<平和>でリロール!

GM:だってそれロールじゃないし。

ヴォーケン:しまったぁ。ここはGMに一任しよう。

GM:えーと。(しばらく考える)……それではですね。君は、青い空と木々を見上げています。

ヴォーケン:見上げた。…起きたがる。

GM:蹄で踏まれた足跡が、体中に痛いです。ダメージを(コロコロ)3点ほどあげておきます。

ヴォーケン:痛いなぁ。【心魂】は今何点ですか?

GM:0、いや、1点です。

ヴォーケン:じゃあ、【身体】から3点削ろう。うう、痛たたた。しまった。しょっぱなからすっげえミソつけた。起きあがる。

GM:起きあがると、「おーい、おおい、大丈夫かーあ?!」 という声が頭上から。

ヴォーケン:見上げる。

GM:見上げると、ロイドとエフィーネが木の上に避難しています。

ヴォーケン:ああ、そう。ところで、うり坊の母親は?

GM:母親とうり坊ズは、とりあえず目の前にあった危機の君を蹴倒して、あとの二人が手出しのできないところへ登ってしまったので、ゆうゆうと引き上げていった模様。母は強かった、勝利! と意気揚々と帰っていたね。肉食動物じゃなくて良かったですね。

ヴォーケン:とほほ、しょうがないのう。「もう平気ですぞー」 と呼びかける。そして、エフィーネさんに「あなたは危険だから帰った方が」

GM(エフィーネ):「で、でも、あなたが危険なような気がします。なんだか放っておけません。なにか持病があるんですか? いきなり倒れたりして」

ヴォーケン:「いやいや(声をひそめて)実は、神秘の魔法の力を試そうと思ったら、強烈なダメージが」

GM(エフィーネ):「魔法ですか?! なんて恐ろしい!」

ヴォーケン:「やはり、魔法の力というのは禁忌の力でしたのう」

GM(ロイド):「いやいや、まったく肝を冷やしましたな。はっはっは」 と言いながら、ちょっと信用ならなさそーな視線で君を見る。

ヴォーケン:はっはっは。さて、日常も回復したことだし、先へ進もう。その前に傷薬を使おうかな。

GM:もう使いますか?

ヴォーケン:うん、だってね、1D6しか回復しないんだし。(コロコロ)6点回復。やった、【心魂】は4に回復、【身体】も2回復。

GM:あ、そか。そういうことになるのか。じゃあ、エフィーネさんが君の傷に薬草をつけて手当をしてくれる。

ヴォーケン:じゃあ、先へ進もう。

GM:先へ進むと、道がつる草に覆われているところへあたりますな。

ヴォーケン:じゃあ、その草を短剣でなぎ払いながら進もう。

GM:ロイドもハンドアックスでなぎ払いながら進む。

GM(エフィーネ):「ここは一週間も来ないと、もうこんな風になってしまうんですよねぇ」 と、なつかしそう。

ヴォーケン:「夢の記憶が正しければ、この先に洞窟があるんですがのう」

GM(エフィーネ):「ええ、そうです。ほら、そこに見えてきました」

GM:山の麓に、人1人が立って入れるくらいの小さい洞窟が見えます。

ヴォーケン:ではつる草を払って洞窟へ入ります。

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