いよいよ戦闘です。TRPGにおいて戦闘は重要な要素であり、もっともキャラクターが激しく活動する場面です。
しかし、TRPGでメインのひとつである戦闘は、「Roads to Lord」ではあまり推奨されていません。戦闘によってレベルアップするというルールではないのです。
「Roads to Lord」のキャラクターは、決して英雄的な強さを持つ特別な存在ではなく、どこにでもいる村人であり旅人です。切ったはったではなく、交渉や知恵で問題を解決する方が賢明なのです。
やむをえず戦闘になったときのために、戦闘ルールが用意されています。だからといってこの戦闘ルールがおざなりというわけではありません。戦闘でも知恵を使って工夫できるように、戦闘の場所、状況などによって様々な修正があります。
3世代のシステム間で、戦闘ルールはかなり変わっています。ページを分けていますので、じっくり読んで検証して下さい。
例: 3人の小人たちは、秘密の扉をくぐって洞窟に入りました。闇の中を奥深くまで進んだところで、スケルトン(骸骨)が現れました。
ここを通るものに攻撃するよう命じられているのか、問答無用で襲いかかってきます。
小人たちは散り散りになってしまい、それぞれ1対1でスケルトンと戦うことになってしまいました。
2001/06/19