【ネタバレ有】2018年映画妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDSを観た9歳男子と母の感想

映画妖怪ウォッチFOREVER FRIENDS観てきた感想(タイトル)

映画見た後に主人3人組を描いてみました


今年も行ってきました映画妖怪ウォッチ!

あまり映画館に行かないわたしですが、妖怪ウォッチシリーズは5年前から息子と皆勤しています。

公開2日目、初の週末に観てきた感想と、劇場の様子をご紹介します。

なお、作品内容のネタバレ含みますので、前情報無しで見たい方は他の記事をどうぞ!


イオンシネマ弘前、スクリーンは4番でした


イオンシネマ弘前の看板

イオンシネマ弘前の看板

劇場はいつものイオンシネマ弘前

ドラゴンボール超の映画もやっています。

妖怪ウォッチは4番スクリーン。

ん?  昨年は3番スクリーンだったから、40席ほど少なくなってますね。

公開初の土曜日、13:20~の回にギリギリに到着して当日チケットを購入。

大人1,500円、幼児~小学生900円で2,400円を支払いました。

ムビチケ情報見ても、今年は親子ペア券はなかったのかな?

特に入場時もオマケなどの特典はありませんでした。

座席指定をする時の画面や、劇場に入った時の様子からすると、2割くらいの入り……?

昨年のシャドウサイドでだいぶブームのかげりを感じたけれど、今年もその流れは止まっていないようです。

フォーエバーフレンズをざっくり紹介

まず、公式からの紹介動画とあらすじを引用します。

わりとすでにネタバレしてます。


エンマ誕生のストーリーだよ、ということも。


あらすじ

1960年代の東京・さくら元町。
貧しくも幸せに暮らしていた少年・シンは、たった一人の家族である母親を亡くし、不幸のどん底に。
そんなシンを救った少年・イツキ。彼もまた、姉を亡くしていた。
ふたりの少年は、妖怪が見える少女・タエを仲間に加え、シンの守護霊・スーさん、そして猫又などの新たな妖怪たちと共に大切な家族の魂を取り戻すため、不思議な事件に立ち向かう。
そして、そこには衝撃の事実が待ち受けていた…。

ストーリー|『映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS』公式サイトより引用


序盤から衝撃でした


ちょっと最初の10分くらいが衝撃だったので、記憶を元に書き起こしますね。


オープニングは現代の都市。

どこかの橋で誰かを待つ身なりのよい老人の回想で物語は昭和時代へ移ります。

新聞配達をして働き、その貯めたお金で母親のために新発売の薬を買う少年シン。

彼は病気の母親と二人暮らしをしています。

卵焼きとごはんと味噌汁とお漬物という質素な食事を用意して、息子を不憫に思う母親をはげましながら「いっただっきまーす!」と食べ始める。

その時!

母親に何やら紫色の影がのりうつり、やさしい母の顔は一転、鬼の形相へ。

のけぞりながら奇怪な笑い声を上げ、すさまじいスピードで寝間着のまま外へ飛び出します。

あわてて母親の後を追うシン。

しかし、母親はそのまま往来に飛び出し、そこにトラックが…。

一瞬、こちらを振り返る母親の表情が憑依されたものから本来の表情に返るも、次の瞬間、暗転しての衝撃音。

次の場面では白い布を顔にかぶせて寝かされた母親のかたわらに座り込むシンと、次々に声をかけては消えていく親戚か近所の住人らしき人たち。

「俺との暮らし、そんなに辛かったのか…。どうして、俺を置いて死んでしまったんだ!」

絶望したシンは、橋から川に飛び込んで死のうとします。

そこに止めに入ったのはイツキ。

豪邸に住む裕福な家の生まれですが、彼もまた姉を目の前で失った経験がある天涯孤独な少年だったのです。


つらい、つらすぎる!!

このシンの母親が死ぬシーンが急展開すぎてびっくりします。

隣で見ていた9歳息子はここでちょっと泣いたそうです。

5年前だと劇場から脱走してたな、きっと。



ちょっと詰め込みすぎなのでは…


これは前作のシャドウサイドでも感じたのですが。

劇場版で初登場のキャラクターばかりで2時間弱のドラマ、
強そうなキャラクターも武器も妖怪ウォッチも新しいものがどんどん登場します。

シャドウサイドになる前のジバニャンの系統を組む猫又。


猫又パネル

猫又パネル

声優さんも同じだし、立ち回り的にはジバニャンのポジションなんですよ。

決めゼリフは「オレっち猫又、またまた登場ニャン!」

でも、猫又も他の個性豊かな妖怪も新登場なので、猫又とだけ仲良しというわけではないのです。

この事前のビジュアル↓を見たら、ケータとジバニャン、のび太とドラえもん、サトシとピカチュウ的なものを想像するじゃないですか。



しかし、猫又とシンはそこまでの関係ではなく、フォーエバーフレンズも彼らのことではなかったのです。

というか、イツキとシン、タエが出会ってから、
山姥の屋敷に行って妖怪ウォッチを手に入れ、
母や姉の魂を奪った玉藻前(たまものまえ)と対決して、
妖魔界に行ってエンマ大王に謁見して、
次世代エンマ大王を決める武闘会に参加して
……って、ほとんど現実世界では2日間くらいで進行してない?

たっぷりあるアクションシーンはいいのですが、ドラマ的にシンとイツキがそこまで親友になるほど相互理解したりする場面があったかなぁと首をかしげてしまいます。

エンマは子どもにも大人にも人気のキャラなので、エンマファンにはおいしい場面がたくさんあったと思います。

あと、ぬらりひょんも全然変わらないビジュアルで先代エンマ大王に尽くしてます。

小栗旬が演じる紫炎とか、天照大神とか、座敷童子とか、イケメンキャラ多かったですね。

個々のキャラクターや場面ではクスリと笑えたりもしたのですが、トータルで見ると大人を泣かすには尺が足りないと感じました。

なお、見終わった後はおはぎと大判焼きが食べたくなりました。


9歳男子の感想


アイコン(息子)

お母さん死ぬところはこわくて泣いた!

小さい子が見る話じゃないと思った。


そう言えば、今回はエンディングロールの後に来年の予告がありませんでした。

劇場版、来年も作るのかな。

原作コミックスはこちら。



劇場版1作目でケータの祖父ケイゾウが妖怪ウォッチを作ったのも60年前の設定でした。

すると、シンたちとはほとんど同年代。まだテレビがお金持ちの家にしかなかった頃です。

今作に登場したタエの苗字は有星(ありほし)、前作から今のテレビシリーズ「妖怪ウォッチ・シャドウサイド」のアキノリと同じです。

このへんの妖怪ウォッチや登場人物の系譜を考えるのも掘り下げていけそうですね。


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