クラウドファンディングでゆるゆるふんどし生活はじめました

草木染めバンブーコットンのふんどし

草木染めバンブーコットンのふんどし


突然ですが、ふんどし生活はじめました。

もう今月の上旬からなので3週間目になります。

友人に話すと驚愕されるのですが、なかなかいい感じですよ?

そんなふんどしの話しです。

あ、「アラフォーオカンのふんどし話しなど聞きたくないわ!」という方はどうぞ他の記事へ!


ことの始まりはクラウドファンディングでした


プロブロガー・イケダハヤトさんの応援記事をきっかけにクラウドファンディングに出資したのが、2014年12月でした。

当時のブログにこのことと、地元のクラウドファンディングを合わせて投稿したのが翌1月。

高知のNPO法人「輝くいのち」より、お便りが届きました。



これ、クラウドファンディングmoonshot(ムーンショット)を通じて、こんなプロジェクトを支援していた人に送られるサンキューレターです。

高知発、社会のためにふんどしをしめよう!タイの貧困地区の子ども達に教育と仕事を! NPO法人「輝くいのち」

募集されていた目標金額を達成されたので、プロジェクトがスタートしています。
支援者へのリターン(見返り)として、春にはバンブーコットン製で草木染めのふんどしが届きます。

はじめてのクラウドファンディング(支援者として)。: Alternative Note より引用

現在、NPO法人「輝くいのち」は「虹の種」という名称で活動されています。

このプロジェクトは目標金額を達成して、2015年の春頃にはリターンのふんどしが届く…はずでした。

ふんどしが届いたのは、2016年のエイプリルフールでした

春が過ぎて6月頃に、ニュースレターが届きました。

支援したプロジェクトの資金で、タイの貧困地区の子どもたちが、学び、食べて、仕事をしている様子がつづられています。

そして、リターン品の発送遅れのお詫びのお手紙も。
支援者多数のために、出来上がり次第の順次発送になるとのことで、第一陣を送り出したところとのことでした。
うん、目標の2倍以上集まっていましたからね。

いいよ、いいよ。
お詫びが春過ぎてたのも、高知の人たちだし、何かと不安定なタイでのプロジェクトだし、そんな感じだろうと思ってましたよ。

そして、それから1年近くが過ぎ……すっかり、忘れた頃に届きましたよ草木染めバンブーコットンのふんどしが!

まさかのエイプリールフール到着でした。
狙っていたわけじゃないよね…?

このまま、のれんとして使ってもよかったのですが…。

それから2ヵ月後に勇気を出して、ふんどしを使い始めました。


説明書付きで初心者も安心!


添付のふんどし説明書

添付のふんどし説明書

もちろん、わたしはふんどしをしめるのは初めて。
夫だって未経験です。

でも、ご安心ください。
ちゃんと説明書きが付いています。
ふんどしの結び方から洗い方、トイレでの用の足し方(!)まで、わかりやすいイラスト入りで初めてでもばっちり!


ふんどしをしめてみたら


今は寝る時だけのふんどしナイトですが、これがなかなかに快適です!

身体を締めるのは、腰の紐を軽く結ぶくらいなので、股ぐりまわりはまったくのストレスフリー。

というか、今まで普通の下着を着けていて、けっこうしめつけられていたのねと実感しました。

夜はノーパンで寝るという人の気持ちがわかりましたね。
わたしはおりものや急な生理で寝具を汚すのが心配でノーパンライフはしていませんでしたが、ふんどしは一応布が覆っているので安心です。

ふんどしの素材もバンブーコットンという竹と綿でできた生地でできていて、スルスルとしたなめらかさとやわらかさがあります。
ちょっとテンセルとかレーヨン入ってる?くらいの感触ですよ。


メリハリがつきます


ふんどしは、お風呂上がりに着けて寝て、朝の着替えの時に普通の下着に替えています。

わたしは、98%くらいパンツスタイルで、細身の服を着ているので、
夜はゆるゆる、日中はぴったりシュッと、メリハリがつくことが、気持ちの切り替えになっていいですね。

在宅主婦ワーカーにとって、オンオフの切り替えは大事です。


周りの反応は…?


夫はいつも通り面白がるくらいでスルーです。

なぜか、息子にはえらいウケていて、ふんどし着けている姿を見に来てはゲラゲラ笑います。 なんだよ、君のふんどしも作っちゃるぞ!

つぶやいてもみた


ふんどしパンツも買ってみた


さらに、先日キセカエヤで出店したイベントSamsara2016で、Veryさんのハンドメイドふんどしパンツを購入しました。

ブログに商品画像があります。


ウエストの一部に太いゴムが入っていて、股布はゆったり。
でも、履けば身体にそってくれるので、日中でもそのまま着用できます。

これは朝の着替えで履き替えなくていいのがいいですね。休日にぴったりです。

なお、これを買う時に、本物のふんどしを使い始めていることを話したら、
「さすが、男前!」
「かっこいい!」

との声がかかりました。いや、キリキリしめたりはしてないですよ。


クラウドファンディングとネットショップの違い


今のクラウドファンディングは、ほとんどネットショップ感覚で支援ができます。

アカウント登録もFacebookやTwitterなどのSNS連携すれば簡単に作れますし、
決済もネットショップ同様にクレジットカードですぐできます。

支援への見返り・リターン品を目当てにしてもいいでしょう。
実際、わたしもふんどしが欲しかったからこのプロジェクトを支援しました。

しかし、すでに完成した商品を販売しているネットショップと違うところもあります。

まず、たいていのクラウドファンディングでは、プロジェクトの目標金額を達成しないと決済がされません。
せっかく支援したいと思っても、お金は送れないことになります。リターンももちろん有りません。
損はしないけれど、応援の気持ちが強かった場合は残念ですよね。

また、達成したからと言って、そのプロジェクトが成功するとは限りません。

資金の一部をクラウドファンディングで、としていた場合、全体の資金が不足して立ち上がらないとか。
始めてみたら想定外のむずかしさがあり中止したとか。
ものづくりの場合は、支援者に行き渡るだけの製作が進まず予定通りに発送できないとか。

その場合は、もう決済は通っているので、発起人・団体との交渉になるでしょう。

もしかすると予定通りに予定通りの見返りが来ないかもしれない。
でも、その挑戦するヒト・コトを応援したい!というちょっとしたゆるやかさがあって支援すると、お互いにカリカリしなくていいのではないでしょうか。

実際、わたしも5000円の支援は、もうタイの貧困地区の子たちの役に立ったならいいや。という気持ちでした。
(でも、もし約束の品が届かず無連絡だったら、二度とその団体は支援しないし、友だちが関わろうとしていたら忠告しますけれどね)


津軽で動いているクラウドファンディング


いま、Faavoの津軽白神エリアで動いているクラウドファンディングと言えばこちら。

東京から弘前に移住した生キャラりんご飴マン( @ringo_a_me )が、移住者も参加しやすいねぷた祭りを!とりんご飴マン前灯籠を作るプロジェクトを起ち上げ、数日で目標額達成しました。

わたしも1日参加させてもらうつもりで支援しましたよ。

そして、弘前のサッカーチームのブランデュー弘前は、着ぐるみマスコットキャラクターの製作資金を募っています。

Faavoは地域毎にプロジェクトがまとめられています。
応援したいプロジェクトがあったら、ポチッと支援してみましょう。

ところで、ふんどしのデメリットはないの?

今はほとんど見かけなくなったふんどし。
特に女性が使うにはトイレがちょっと面倒です。

まだやってないけど、うっかり水についたらと思うと、外出にはまだ着けていけません。

それと、夜はあれですね。
もし男性といい雰囲気になったとしても、ふんどしだと……笑っちゃってそれどころじゃなくなります。

そういう夜を迎えたい時は、勝負パンツでどうぞ。

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