これがりんご王国弘前のりんごアートだ! 画像付きで行き方をご紹介するよ

弘前城隣りのりんごアート

弘前城隣りのりんごアート


10月20日より弘前公園にて「弘前城菊と紅葉まつり」が始まりました。

毎年10月の下旬から11月中旬にかけて開催されるこのお祭り、歴史に題をとった菊人形やライトアップされて魔界とうたわれる紅葉の夜景が、多くの観光客を集めています。

2017年はさらに初の試みとして「りんごアート」を弘前城本丸の隣りに製作し、昨日の開幕式を迎えています。

わたしも初日の午後からちょっと見てきましたので、その様子とりんごアートへの行き方をご紹介します。

りんごアートの展示期間は10月29日(日)まで、菊と紅葉まつり期間よりも短いのでお気を付けて。

りんごアートへの行き方は?

りんごアートは弘前城天守閣の隣りに製作されました。

弘前公園の中でも有料エリアの部分です。

そこへ行くまでの一番わかりやすいルートをご案内します。

弘前市外からお越しの方は、車なら観光館か市役所の駐車場へ。最初の1時間無料、以降30分ごとに100円です。

交通機関で来られるなら、バスターミナルかJR弘前駅前から土手町循環100円バスに乗りましょう。10分ごとに運行しています。

そして、「市役所前」で下車します。

どちらにしても、追手門からの入園となります。

天守閣周辺と植物園の有料区域以外は無料で出入りできますよ。

追手門からまっすぐ進み突き当り右側が植物園

追手門から弘前公園に入りまっすぐ進んでいくと、この期間は菊などをディスプレイした場所に出ます。

突き当りにある屏風、いつもながらたか丸くんが怖い…。


追手門からの道の突き当りにある屏風

追手門からの道の突き当りにある屏風


ここを右に曲がると菊人形など菊がたくさん並ぶ植物園があります。

今回は左に曲がって天守閣を目指します。

途中からリンゴを題材にしたアートのパネルが並んでいます。


Apple Design Awardのパネル

Apple Design Awardのパネル


これは、弘前デザインウィークが企画した弘前クリエイター展の作品紹介パネルです。

展示は弘前公園隣接の市民会館で10月20日~29日まで開催しています。

こちらも後で見ておきましょう。

やや、津軽こぎん刺しの作品もありますね。


こぎん刺しでりんご模様

こぎん刺しでりんご模様

こぎん刺しのりんご

こぎん刺しのりんご


下乗橋から見る石垣工事。

弘前城天守閣が乗っていた部分のゆがみを直す工事の最中です。

その間、曳家された弘前城天守閣は70mほど奥へ。


石垣改修工事中

石垣改修工事中


有料エリアは3施設共通券がお得!

さて、ここから先は有料区域です。

ここだけだと大人310円、子ども100円(弘前市内の小中学生は身分証明提示で無料)かかります。

植物園も同様にかかります。

しかし、弘前城+植物園+藤田記念庭園の3カ所をめぐる3施設共通券は、
大人510円、子ども160円ととってもお得です。


天守閣周辺、植物園、藤田記念庭園の共通券

天守閣周辺、植物園、藤田記念庭園の共通券


しかも、案外地元の人に知られていませんが、1日で3施設を回らなくてもOKなのです。

それぞれの施設1回きりですが、日を改めて別の施設に行ってもいいのですよ。

今日はこの後仕事があるので、天守閣周辺だけ入ります。

植物園の菊人形はまた別の日に行きます!

「りんごアート」は展望台から眺めます

曳家されて弘前城が移動してから作られた展望台から、りんごアートは観覧できます。

この階段には弘前名物のさくら祭り歴代ポスターが飾られています。棟方志功作とか本当に濃い!


展望台に歴代さくら祭りポスター

展望台に歴代さくら祭りポスター


展望台は混んでいますが、人が途切れた時を狙ってパシャリ!


展望台から見るりんごアート

展望台から見るりんごアート


ちょっと曇っていたのが惜しいですね…。

開幕式の午前中は晴れていたようで、赤と青のコントラストが美しい写真がアップされていました。

もっと高い位置から撮影されていますね。ドローンなどでしょうか。

近くに寄ってみると確かにりんご。

とってもいい香りがします。


間近に見るりんごアート

間近に見るりんごアート


わたしが聞いた話しでは、早生の「ひろさきふじ」と「葉とらずサンふじ」、黄色は「とき」と記憶していましたが、報道を見ると「葉とらずサンふじ」ではなく「つがる」とのことです。

3万5千個のりんごで約17m×約9mの浮世絵を描いています。

「あの上から見たらもっとよく見えるに違いない!」と天守閣に登ってみました。

が!

全体は見えませんでした。


天守閣から見るりんごアート

天守閣から見るりんごアート


絵入りリンゴが注文できます

ところで、どうしても写真に入り込むあの席はいったい…?


写り込む謎のテーブル席

写り込む謎のテーブル席


寄ってみると「写楽の絵入りりんご+希少リンゴ詰め合わせセット」の受注窓口でした。



シールでりんごを覆って絵付けした写楽の絵入りリンゴと、なかなか買えない希少リンゴがセットで4000円(税、送料、代引き手数料込)ですってよ奥様。

  1. こうこう
  2. あいかの香り
  3. ぐんま名月
  4. ちゆき
  5. 葉とらずサンふじ

聞いたことがないぜ、って方はご自分への弘前土産にどうぞ。11月中旬に発送予定です。


りんごアートのリンゴはどうなる?

ここ、気になっている人もいるのではないでしょうか。

食べもので遊んじゃダメ!ってしつけられた方は特に。

10月29日(日)までの展示期間が終わったら、ジュースなどに加工してふるさと納税の返礼品などになるそうです。

菊と紅葉まつりは11月12日(日)まで続きますが、りんごアートはもっと期間が短いのですね。

近づいている台風や弘前の上空に多いカラスの被害にあわないことを祈っています。

弘前のりんごアートは全国標準と違うらしい

それにしても、りんごアートってこういうものだと思ってましたよね。

まさか、田んぼアート的なものだったとは!

お隣の田舎館村から技術指導を受けたのかと思ったら、りんごアートが盛んなフランスから専門家が来たとか。

フランスのりんごアート画像、なかなか見つからないのですが、どんな感じなのか気になります!

これはデンマークでした。

もしかしてここかも!?
星の王子様のりんごアートあります。

さて、次は菊人形も見てこなくては! それに魔界のライトアップもね!

津軽の秋、どうぞお楽しみにおいでください。

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