さよなら、また会う日まで! つがるプロレス大団円

出場選手全員の輪

出場選手全員の輪


つがるプロレス、2017年度最終戦を観てきました。

他のイベントと日程が重なっていたので、最後までどちらに行くか迷いましたが…。

たか丸くんの弟分で、2015年カルチュアロードのプレ旗揚げ戦からずっとつがるプロレスのエースであるTAKEMARU選手の旅立ち。

それに、つがるプロレスの興行予定も次回が未定だとのこと。

これは、今まで見て書き続けてきた手前、見届けなくては!

そんなわけで、冬が目前の河西体育センターに足を運んできましたよ。


すぐに本編スタートでした


試合結果はつがるプロレスFacebookページより引用させていただきます。

【第0試合】青森社会人プロレス同盟 5'02" アンクルロック
✖︎ダイエット・マシーン vs ○吉田一仁

青森社会人プロレス同盟もプレ旗揚げ戦からずっとの参加、いつも子どもたちに人気でしたね。

【第1試合】つがるプロレス vs 反つがるプロレス シングルマッチ

【第1試合】10'56" 片エビ固め
○YUJIKITO vs ✖︎山田太郎

様々な顔を持つ山田太郎選手、何度も色々なリングネームで上がっていました。

今回はヒール(悪役)での登場、誕生日とのことですが、最後は正規軍のKITO選手にフォールを奪われました。

【第2試合】アイスリボン提供試合はにぎやかに

クールな藤田あかね選手と、ベビーフェイスな松本都選手、と思ったら、都選手がかなりやかましいキャラでした。ひたすら叫び、回り、観客もレフェリーも巻き込みます。

セコンドのピーちゃんが、場外戦で2人に抱きついたり、大会終了後に記念撮影されたりしてましたけど、どう見ても役得満喫してました。

【第2試合】アイスリボン提供試合 9'48" みやここクラッチ
○松本都 vs ✖︎藤田あかね

【セミファイナル】ミスター雁之助と「ハッとしてgood」

前回に続いて登場のアラケンこと新井健一郎選手。

翔太選手とのタッグ名は「ハッとしてgood」だそう。

対戦相手は前回が復帰戦だったミスター雁之助選手と、若手の大谷譲二選手。

大谷選手がつかまり、2人がかりで反則も交えて責められる。
⇒ようやくミスター雁之助選手に替わって、2人を蹴散らす無双タイム!
みたいな感じで、今回の雁之助選手は大御所ベビーフェイスな役回りでした。正規軍ではないのですが。

最後は大谷選手がフォールを奪われていました。ハッとしてgood、タッグチャンピオンらしいです。

【セミファイナル】12'59" 片エビ固め
ミスター雁之助&✖︎大谷譲二 vs 新井健一郎&○翔太

【休憩】初参加のつゆヤキソバンは焼きそば宣伝に協力

つゆ焼きソバって、焼きそばにうどんの汁をかけたようなB級グルメで、弘前から20kmほどの黒石市名物です。

そのPRキャラクターつゆヤキソバンが、普通のソース焼きそばを応援という珍しい光景でした。

【メインイベント】つがるプロレス正規軍vs反つがるプロレス軍抗争決着!?

さて、メインは6人タッグマッチです。


反つがるプロレス軍団

反つがるプロレス軍団


いかにも悪そーーですね!

この入場時に今泉コミッショナーがカメラを持ってウロウロしていて、
「うしろーうしろー!」
と叫びたい気持ちでいっぱいでした。

前回スプレー攻撃とか頭突きとかくらっていたのに。

試合はゴング前に悪役軍がしかけて乱戦からのスタート。

場外乱闘が続きます。

しかし、正規軍もやられてばかりではありません。

子どもたちの応援を得て、CHANGO選手の股間をコーナーポストに打ちつけたり。


加勢する観客の子どもたち

加勢する観客の子どもたち


若い竹田光珠選手が捕まる場面が長かったけれど、最後はTAKEMARU選手のダイビングボディープレスで勝利をもぎとりました!

【メインイベント】
〜TAKEMARU壮行マッチ〜
15'42" ダイビングボディプレス→片エビ固め
○TAKEMARU&岩木山仮面&竹田光珠
 vs ガッツ石島&✖︎レイ・餃子マン&CHANGO

勝ち名乗りを受けるTAKEMARU選手

勝ち名乗りを受けるTAKEMARU選手


和解、そして大団円!

終了後にマイクを手にしたTAKEMARU選手。

TAKEMARU「今日でわたしも武者修行に旅立ち、ここにはしばらく出ない。だから、今までのことは水に流して、これからのつがるプロレス、お前たちにも協力してもらいたい!」

ガッツ石島「おい、TAKEMARU! つがるプロレスのなぁ、永遠のエースはお前だ! …ありがとう」

(握手)

ガッツ「今までのことは水に流そう。俺たちもこれからは真面目に生きていくよ。 とりあえず、皆さん、しばらく会えないとは思いますが、俺たちのことを忘れないでください。じゃあな!」

最後は、今大会に出場していたレスラー全員が上がって、決め言葉の唱和。

つがるプロレスはこれで解散というわけではありません。

いったん、活動を休止して、また機が熟したら再開するつもりだとスタッフの方からも聞きました。

思えばプレ旗揚げ戦から数えて7大会。

様々なことがありました。

プレ旗揚げ戦に出ていたひろさきさくら選手が(弘前城から)出られなくなり、妹のこざくら選手になったり、当初の看板・gosaku選手が旗揚げ二戦目で解雇されたり、ずっと対戦相手側として場を牽引していたミスター雁之助選手が負傷欠場したり。

そしてTAKEMARU選手の旅立ち。

どう見ても興行利益を上げていそうにないのに、そんな逆境にあってもまだやるつもりというのは、プロレスが好きすぎるからこそでしょう。

それに、あの子どもたちの応援を見ていると、やっぱりいいなぁと感じます。

だから、わたしもこれで終わったとは思いません。

また、いつか再開することを信じて待っています!

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