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子どもが水いぼにかかったらどうする? 治療方法は病院によって違いました


桜が早咲きだった今年の春、すでに5月から初夏の気候です。晴れた日は半袖でOK。北国ではめずらしいです。
そんな中、うちの息子(5歳)に水イボができるというトラブルが発生し、対処に悩んでいます。


脇の下の水いぼ

脇の下の水いぼ

発見したのは、夫でした。 脇の下あたりにぽつぽつと、白いニキビのようなつぶつぶができていました。10個くらいか。
あまりかゆみはないようで、特にかいてもいなかったので、気づくのが遅くなりました。

かかりつけの小児科では

別件で息子をかかりつけの小児科に連れて行った時に、このことも相談してみました。
「ああ、水イボですね。時間が経てば自然に治りますよ。スイミング行ってる? じゃあ、そこでうつったかも知れませんね~」
特に、お薬も何も処方されませんでした。


感染の条件は、ウイルスへの接触です


水いぼとは
水いぼとは、正式な病名を「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」といい、ポックスウイルスによるウイルス感染症です。
水いぼは、水が中に入ったような湿疹で、体のどこにでもできます。また、接触することにより、感染が広がっていきます。
(引用:水いぼ(伝染性軟属腫) | 子どもの健康と病気の情報サイト)

プールの水では感染しないけれど、ビート板や浮き輪、タオルの共有や、肌と肌が触れあったりすることで感染するそうです。 タオルは共有していないけれど、浮き輪やビート板は個人のものではないので、そこからの可能性があります。
もっとも、幼児男子なんて、しょっちゅうくっついたり転がったりして遊んでますから、普通にお友だちと遊んでいてうつった可能性もあります。 とりあえず、先生の言うとおり、自然治癒に任せて様子を見ることにしました。
しかし…

スイミング禁止になりました

ある日、保育園にお迎えに行った日、保育士さんから
「息子くん、水いぼできてますね。すみませんが、スイミングの方で水いぼあると受けられない決まりになっているんです」
と申し訳なさそうに言われました。

てっきり、水いぼあるの知っててスルーされているのかと思ってましたが、ダメだったんですね。
スイミングは、週1回、保育園の中で希望者を連れて行ってくれるもので、1年ほど通っています。
保育料とは別に料金がかかりますが、団体で行くので、普通に家から習い事で通わせるより格安です。

保育園の外に出るし、泳ぐのは楽しいらしく、息子の楽しみになっていました。

でも、決まりということでは仕方ない。

ちょっと家から離れている、もう一つのかかりつけ小児科に連れて行きました。

2軒目の小児科では漢方薬をいただきました

そこは、待合室の絵本やおもちゃが充実している小児科です。
身体は元気な息子、他の風邪っぽい子と遊んで、キャーキャーしてはわたしに叱られてました。

そして、先生の診察。
ここでも、水いぼは免疫ができて自然治癒するものだと説明されました。
学校保健法でも登校やプールへの制限はされていないそうです。
スイミングスクールでも、受け入れるところと受け入れないところがあり、対応が分かれていて、先生からスイミングに手紙を出したこともあるけれど、やはり変わらなかったそうです。
治療する場合は3つの方法が提案されました。

  1. ピンセットでつまんで、内容物を圧出除去する。激しい痛みをともなうので、痛み止めの麻酔シールを貼ってから行う。
  2. 硝酸銀溶液を塗布し乾燥させる。10日前後で黒くなって取れる。
  3. 漢方薬:ヨクイニン(はと麦茶に含まれる成分)を飲ませる。長期かかり、有効率は(その先生の印象では)50%くらい。

なお、1と2は現在その小児科では行っていないそうで、皮膚科に行って下さいということでした。
どうやら、全般に皮膚科は処理して直す派、小児科は自然治癒に任せる派が多いようです。
免疫ができる前に治療してしまうと、またかかってしまうよ、ということでした。うーむ。

結局、一番負担が少ないと思われる漢方薬を処方してもらいました。
粉薬で朝晩の食事後に飲ませています。

他のうちではどうしてる?

他のママと会った時に水イボできたらどうしていたか聞いてみました。

上の子が皮膚科でピンセット除去、痛くてとても泣いて可哀想だったけど、下の子の時は小児科で漢方薬もらって2週間くらいで治った。

 

皮膚科で麻酔シール貼ってからピンセット除去したら、とくに痛みなく取れた。

ネットで見ても様々ですねぇ。

免疫できるまで数年かかるという話しもあります…。
それまで、スイミング行けないのはかわいそうかな。楽しみにしてるし。

とりあえず、しばらくスイミング休ませて、お薬飲ませながら様子見します。

水いぼの予防方法は?

完全にふせぐ方法はなさそうですが、気をつけると少しは防げそうなポイント。

肌に触れるものは共有しない
タオル、お手ふき、浮き輪、ビート板は他の子と共有しない。

保湿は大事
肌の抵抗力が落ちていると、ウイルスにかかりやすくなるようです。
息子は元々乾燥肌タイプで、お風呂上がりにニベアクリームを塗っているのですが、ちょっとこの頃さぼり気味だったかも。

大人のわたしたちが息子と触れあっていても水イボがうつっていないのは、もう幼少期に免疫を獲得しているからだそうです。
いずれ通る道と覚悟して、免疫できるまで見守ってもいいのかもしれません。
学校でプール授業やる前に終わっていれば、今後は心配しなくて済みますからね。

昨日から、足に虫刺されもできてました。

やたら足をかくなぁ、水いぼがとびひになった?と思ったけど、たぶん虫刺され。


なぜか、息子だけ刺されてます。

水いぼの時と違い、かゆがって派手に掻くので、こちらの方が大変。

今朝も早朝から起きています。 こっちは市販の虫刺され塗って様子見。息子、がんばれ。

【7/9追記】
虫刺されは市販の薬は効かず、皮膚科の薬で治りました。

水いぼは現在、脇裏に2、3個くらいあります。
風邪のついでに再診した小児科の先生によると
「もう、跡だからプールやスイミングも問題無いですよ」
とのことでした。
ちなみに、処方された漢方薬は2週間くらいで飲みきって、症状が落ち着いていく方向だったので再診していませんでした。

【2017年追記】その後は再発ありません

結局、小児科の先生の言う通り、漢方薬だけで自然治癒を待ちました。

その後、2年が経ちましたが、水いぼの再発はありません。

小学校に上がる前に完治して、免疫をつけられたのならよかったかなと思っています。



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