イベントをSNSで告知するなら、これだけは実践すべき3つのコツ

セミナーや講座、販売、交流会などイベントを主催しているけれど、
なかなかWEBで告知しても成果が上がらない、
どう告知したらいいかわからないという方はいませんか?

わたしは夫の故郷である青森県弘前市に移住して、
知り合いがいない中からのスタートでしたが、
いわゆる広告にお金をかけることなく、
SNSとブログの告知だけでこんなイベントに集客してきました。

  • 整理収納コンサルタントを県外から招致して5日間の講座・セミナー・コンサルイベント
  • 青森県初のブロガー座談会
  • 学校に行くのが辛い子のためのイベント #不登校は不幸じゃないin弘前
  • 3年間で36回開催しているスタバdeこぎん

いずれも赤字になることなく、集まっていただいた方には好評を得ています。

また、イベント情報まとめ記事を発信をしている立場から見ると、
「惜しい! もっとこうしてくれればシェアしやすいのに!!」
と感じることがよくあります。

「ぜひ、これだけは実践して欲しい!」
SNS投稿のツボをまとめました。

1.まずはWEBに上げろ、話しはそれからだ

今も多いです。

チラシや新聞・情報誌、フリーペーパーなど紙の媒体にしか告知を載せていないイベント。

しかし、もう今は1人1台スマホを持って、出歩きながらでも情報を探す時代です。

当ブログでつくっている弘前エリアのイベント情報も、
休日の朝になると「弘前 〇月〇日」 で検索して来る方が複数おられます。

WEBに情報を上げていないと、
新聞をとっていない
情報誌を手に入れていない
人にはまったく届きません。

終わった後に参加した人の話題をFacebookなどで見て、
「えー、知ってたら行ったのに!」
そんな人はたくさんいるのです。

まずは、情報をWEBに流しましょう。

ブログも、Facebookも、Twitterも、無料で今すぐ始められます。

話しはそれからです。

2.画像だけじゃなく、テキストもね!

こういう告知を見たことはないでしょうか?

「〇〇イベントに出店します! 詳しくはチラシをご覧ください(^▽^)/」

イベントの日時、会場、参加費などが画像にしか載っていない告知。

惜しい。惜しすぎます!

その理由をご説明します。

まず見づらい

これ、とても見づらいです。


チラシ画像は拡大しないと読めない

チラシ画像は拡大しないと読めない


今は、当ブログでもスマートフォンからのアクセスが6割以上、
残りの4割がパソコンかというとそうではなく、
パソコン、タブレット、3DSなどゲーム機器が分け合っています。

小さな画面の端末からは、画像の中に埋め込まれた文字はとても読みにくいのです。

わざわざ画像だけ表示させてから、拡大して見なければなりません。

検索にのらない

こちらの方が大きな理由です。

Google先生はチラシ画像の中まで解析してはくれません。

ちゃんとイベントタイトル、地域、日時、会場、参加費など重要なことは、テキストでも書いておきましょう。

公開されている投稿で、きちんとテキストがあれば、
Google先生も見つけてくれて、その情報を探している人に表示させることができます。

もし、紙のチラシを作ったならば、画像を書き出す機能がソフトに付いているはずです。

主催者でなければもらったチラシを写真に撮って投稿するしかありませんが、
主催側の人であれば、作った人からチラシの画像データももらいましょう。

PDFも画像よりはテキストが認識できますが、スマートフォン向きではありません。

イベントタイトルと、詳しくはPDFで見てね、という方法も不親切ですよ。

3.開催要項はまとめて固定しよう

WEBにも情報を上げている。
テキストでも画像でも情報を書いている。
TwitterやFacebookページなども運用して、周りの人に告知もしている。

それでも、惜しい!!と思うことがあります。

言葉にすると難しいので、ゆる絵で説明しますね。

まず、最初にイベント開催決定した時の投稿。


最初の投稿「イベントやります!」

最初の投稿「イベントやります!」


続いて、チラシができたので、その画像を添付して投稿。


「チラシができました!」(画像添付あり)

「チラシができました!」(画像添付あり)


イベント2週間前、諸事情により開始時刻が変更になってしまいました。
チラシをまいた後にこれは大変ですね。

もちろん、SNSでもblogでも呼びかけます。


「開始時刻が変更になりました」

「開始時刻が変更になりました」


イベント1週間前、大物ゲストが参加していただけることになりました。

大事なので、緊急速報的に投稿します。


【速報】ゲスト参加!

【速報】ゲスト参加!


そして、忘れられないようにイベント前日にも投稿。

「いよいよ明日です! みなさん、お待ちしております!!」

しかし、そこで初めて投稿を目にした人がいました。


前日投稿「いよいよ明日です!」

前日投稿「いよいよ明日です!」


最新投稿には「お待ちしています」しか書いていないので、
いつ、どこで、どんなイベントなのかさっぱりわかりません。

1つ2つさかのぼってみても、
まとまった開催要項が出ている最初の投稿までさかのぼった上に、
開始時刻を訂正して覚えなくてはなりません。


情報が見つからず諦める人

情報が見つからず諦める人


ちょっと興味を持っただけの人は、そこまで手間をかけません。

「もういいや」と次へ行ってしまいます。

さらに、途中の投稿に気づかなかった男性は、間違った開始時刻に来てしまうかも…。

情報を細切れに投稿していると、タイムライン上で流れ去って見つけにくくなったり、
順序が逆転して見られてしまう可能性があります。

大事な開催要項は、初めての人がいつ来ても、すぐに目につくところにまとめておきましょう。

Facebookページなら投稿を先頭に固定できます。

Facebookページであれば大事な投稿を常に先頭に表示するように固定できます。


Facebookページの固定

Facebookページの固定


これはさいとうサポートのFacebookページです。

FacebookページであればFacebookをしていない人も見られるし、
Googleの検索結果にも載ります。

投稿の右上にある「V」ボタンから「ページのトップに固定」を選ぶと、
その投稿が常に表示されるようになります。

変更も同じメニューから「投稿を編集」へ進んで書き換えてから保存すればOKです。

大事なことの変更でしたら、これだけでは気づかれない可能性があるので、
別に変更アナウンスも投稿しておきましょう。

なお、個人アカウントの場合はページのトップに固定機能がありません。

ページを作らない場合は、変更した部分だけではなく、すべての情報を一つにまとめて再度投稿しましょう。


Twitterのツイートを固定する


Twitterの場合は、どのアカウントも特定のツイートをトップに固定することができます。

固定したいツイートの「…」を開き、
「プロフィールに固定表示する」を選びます。


ツイートを固定

ツイートを固定


さいとうのプロフィールのトップに固定されました。

この後、いくらツイートを流しても、
このツイートが自分のページのトップに残ります。



Twitterの場合は、ツイートの再編集ができません。

変更があれば、変更後の開催要項をまとめて新しいツイートを流し、
上の手順でこちらを固定しましょう。

まとめ:いつでも初めて来る人のことを考えよう

ネット上の情報は対面の店舗と違い、いつ誰がその情報を見ているかわかりません。

最初からずっと見ている人もいれば、
開始直前になって初めて見る人もいます。

わからないことがあった時、
主催者にわざわざ問い合わせをしてくるのは、
よっぽど関心が深い人だけです。

ちょっと通りがかった人が足を止めた時、
ぱっと見てすぐに情報が一覧できるように心がけましょう。

固定のWEBサイトやブログだけではなくSNSにも投稿してあると、
各段にシェア・リツイート(RT)で情報を広げやすくなります。

埋め込みの機能を使ってブログでご紹介することも簡単にできます。

ぜひ、多くの人に来てほしいイベントを開催する人は、
SNSの運用にも気を配ってみてください。

あなたの発信する情報が、必要としている人に届きますように!!

(このブログの記事はシェア・拡散・(発信元を明記の上)転載・大歓迎です)

▼SNS運用についてご相談したい方は

さいとうサポート(info@saitoumikako.com)までお問い合わせください。

弘前近隣であれば出張訪問サポートも可能です。

【関連記事】




Facebookはこちら